「ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
ピビム(비빔)は混ぜるという単語の名詞形。パプ([[밥]])はごはんの意。日本ではビビンバと呼ばれることが多い。かつてはコルトンバン(骨董飯、[[골동반]])とも呼ばれた。ごはんの上に牛肉や野菜などの具を載せ、コチュジャンをベースにした薬味ダレを全体に混ぜて食べる。具は店によって5~20種類ほどが盛り付けられ、炒めた牛肉、または[[ユッケ(牛刺身/육회)]]のほか、ワラビ、大豆モヤシ、ホウレンソウ、ニンジン、キキョウの根([[도라지]])などの野菜類、卵(目玉焼き、生の卵黄、薄焼き卵など)、シイタケなどのキノコ類、緑豆のでんぷんを寒天状に固めたチョンポムク([[청포묵]])など、よく用いられる材料だけでも多岐に渡る。家庭料理としても作られるほか、専門店も多く存在し、食堂や、フードコートなど幅広い飲食店でメニューに載る。アレンジの幅も広く、[[トルソッピビムパプ(石焼きビビンバ/돌솥비빔밥)]]、[[ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)]]、[[サンチェピビムパプ(山菜ビビンバ/산채비빔밥)]]、[[テンジャンピビムパプ(味噌ビビンバ/된장비빔밥)]]、[[ケアルピビムパプ(カニ卵ビビンバ/게알비빔밥)]]などがある。
 
ピビム(비빔)は混ぜるという単語の名詞形。パプ([[밥]])はごはんの意。日本ではビビンバと呼ばれることが多い。かつてはコルトンバン(骨董飯、[[골동반]])とも呼ばれた。ごはんの上に牛肉や野菜などの具を載せ、コチュジャンをベースにした薬味ダレを全体に混ぜて食べる。具は店によって5~20種類ほどが盛り付けられ、炒めた牛肉、または[[ユッケ(牛刺身/육회)]]のほか、ワラビ、大豆モヤシ、ホウレンソウ、ニンジン、キキョウの根([[도라지]])などの野菜類、卵(目玉焼き、生の卵黄、薄焼き卵など)、シイタケなどのキノコ類、緑豆のでんぷんを寒天状に固めたチョンポムク([[청포묵]])など、よく用いられる材料だけでも多岐に渡る。家庭料理としても作られるほか、専門店も多く存在し、食堂や、フードコートなど幅広い飲食店でメニューに載る。アレンジの幅も広く、[[トルソッピビムパプ(石焼きビビンバ/돌솥비빔밥)]]、[[ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)]]、[[サンチェピビムパプ(山菜ビビンバ/산채비빔밥)]]、[[テンジャンピビムパプ(味噌ビビンバ/된장비빔밥)]]、[[ケアルピビムパプ(カニ卵ビビンバ/게알비빔밥)]]などがある。
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*朝鮮3大ビビンバ(韓国3大ビビンバ)
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:[[全羅北道の料理|全羅北道]][[全州市の料理|全州市]]のチョンジュピビムパプ(全州式のビビンバ、전주비빔밥=20種類前後の具材を用いたビビンバ)と、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[晋州市の料理|晋州市]]のチンジュピビムパプ(晋州式のビビンバ、[[진주비빔밥]]=[[ユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)]])はほぼ確定で入り、朝鮮3大ビビンバとした場合は残りのひとつに[[北朝鮮の料理|黄海南道海州市]]のヘジュピビムパプ(海州式のビビンバ、[[해주비빔밥]]=鶏肉とワラビ、海苔などを具材としたビビンバ)が入ることが多い。韓国だけに限定する場合は、語り手によって[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[安東市の料理|安東市]]のアンドンピビムパプ(安東式のビビンバ、[[안동비빔밥]]=[[ホッチェサバプ(祭祀風定食/헛제사밥)]])や、[[慶尚南道の料理|慶尚南道]][[統営市の料理|統営市]]のトンヨンピビムパプ(統営式のビビンバ、[[통영비빔밥]]=モンゲピビムパプ(ホヤビビンバ、[[멍게비빔밥]]))、[[全羅北道の料理|全羅北道]][[益山市の料理|益山市]]のファンドゥンピビムパプ(黄登市場式のビビンバ、[[황등비빔밥]]=コチュジャン味のごはんを使用)などのいずれかが選ばれる。
  
 
== 名称 ==
 
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