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(→餅炙の記録) |
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;『食療纂要』(1460年)の記述 | ;『食療纂要』(1460年)の記述 | ||
− | :朝鮮時代前期の医官、全循義(チョン・スニ、전순의)によって1460年に書かれた食餌療法書『食療纂要(신이찬요)』には「餅」と「炙」の字が並んでいる箇所がある。「餅炙」をトッポッキのルーツと考える場合、この記録を最古とする見解が多く見られる。同書では痔病治療の一環として、下血が止まらない場合の食事として、「キジ1羽を細切りにし、小麦粉をまぶして、塩、山椒、長ネギと和え、餅を作って焼き、酢につけて食べる(野雞一隻 治如食法 細切 着小麪 并鹽椒葱白調和 溲作餠 炙熟 和醋食之)」<ref>[https://mediclassics.kr/books/38/volume/1 食療纂要 > 諸痔 附膓風痔瘻 三十二 > 治痔氣下〓〓〓無力.32.10] 、韓医学古典データベース、2022年3月12日閲覧</ref> | + | :朝鮮時代前期の医官、全循義(チョン・スニ、전순의)によって1460年に書かれた食餌療法書『食療纂要(신이찬요)』には「餅」と「炙」の字が並んでいる箇所がある。「餅炙」をトッポッキのルーツと考える場合、この記録を最古とする見解が多く見られる。同書では痔病治療の一環として、下血が止まらない場合の食事として、「キジ1羽を細切りにし、小麦粉をまぶして、塩、山椒、長ネギと和え、餅を作って焼き、酢につけて食べる(野雞一隻 治如食法 細切 着小麪 并鹽椒葱白調和 溲作餠 炙熟 和醋食之)」<ref>[https://mediclassics.kr/books/38/volume/1 食療纂要 > 諸痔 附膓風痔瘻 三十二 > 治痔氣下〓〓〓無力.32.10] 、韓医学古典データベース、2022年3月12日閲覧</ref>としている。この記述は9世紀頃に中国で書かれた『食医心鑑』の内容と同一である。 |
− | としている。この記述は9世紀頃に中国で書かれた『食医心鑑』の内容と同一である。 | ||
=== 文献上の記録 === | === 文献上の記録 === |