30,747
回編集
(→食文化の背景) |
(→地域概要) |
||
4行目: | 4行目: | ||
== 地域概要 == | == 地域概要 == | ||
− | + | 慶尚北道(キョンサンブクト、경상북도)は韓国の中東部に位置する地域。北部は[[江原道の料理|江原道]]と接し、東部は東海岸に臨む。南部は[[慶尚南道の料理|慶尚南道]]と、広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]、[[蔚山市の料理|蔚山市]]と接し、西部は[[全羅北道の料理|全羅北道]]と、[[忠清北道の料理|忠清北道]]に接する。人口は268万2316人(2018年6月)<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年6月28日閲覧</ref>。10市13郡で構成されており、道庁所在地は長らく[[大邱市の料理|大邱市]]にあったが、2016年2月に[[安東市の料理|安東市]]へと移転した。面積は1万9029平方キロ(全国の19.1%)で地方自治体としては最大。東部は東海岸に面し、内陸部は太白山脈、小白山脈が連なる山の多い地形である。山林の占める割合は70.3%で、[[江原道の料理|江原道]]に次いで2番目に高い。主要な観光地としては新羅の都として栄えた[[慶州市の料理|慶州市]]が世界的に有名であり、新羅時代の古墳や仏教遺跡などたくさんの文化財が残る。また、[[安東市の料理|安東市]]には朝鮮時代の伝統集落である河回村(하회마을)があり、当時の支配階級である両班や庶民らの暮らしを現代に伝えている。ソウルから慶尚北道の中心都市までのアクセスは、安東までの場合、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルから高速バスで約2時間50分。高速鉄道のKTXでは、金泉亀尾駅まで1時間20~30分程度、新慶州駅まで2時間~2時間10分程度、浦項駅まで2時間20~30分程度となっている。 | |
== 食文化の背景 == | == 食文化の背景 == |