30,747
回編集
(→代表的な料理) |
|||
54行目: | 54行目: | ||
:ムンティギの専門店では、ほかに希少部位の網焼きをメニューに載せることが多い。ヤンジモリ(肩バラ肉、[[양지머리]])、オドゥレギ(血管、心臓のつけ根にある大動脈、[[오드레기]])、ヒョッパダク(タン、[[혓바닥]])、テチャン(大腸、[[대창]])などが代表的であり、これらを複合させたヤンジオドゥレギ(肩バラ肉と血管の炭火焼き、[[양지오드레기]])といったメニューもある。 | :ムンティギの専門店では、ほかに希少部位の網焼きをメニューに載せることが多い。ヤンジモリ(肩バラ肉、[[양지머리]])、オドゥレギ(血管、心臓のつけ根にある大動脈、[[오드레기]])、ヒョッパダク(タン、[[혓바닥]])、テチャン(大腸、[[대창]])などが代表的であり、これらを複合させたヤンジオドゥレギ(肩バラ肉と血管の炭火焼き、[[양지오드레기]])といったメニューもある。 | ||
− | === | + | === チムカルビ(牛カルビの辛い煮物/찜갈비) === |
[[ファイル:17081406.JPG|thumb|300px|チムカルビ]] | [[ファイル:17081406.JPG|thumb|300px|チムカルビ]] | ||
− | :チムカルビは辛い牛カルビの蒸し煮(「[[ | + | :チムカルビは辛い牛カルビの蒸し煮(「[[チムカルビ(牛カルビの辛い煮物/찜갈비)]]」の項目も参照)。ぶつ切りにした牛カルビを甘辛く煮込んだもので、調理法としては[[カルビチム(牛カルビの煮物/갈비찜)]]ともほぼ共通するが、みじん切りのニンニクや粉唐辛子のたくさん入る刺激的な味付けが特徴的である。1972年創業の元祖店「鳳山チムカルビ(봉산찜갈비)」によれば、1970年代の初めに地下鉄工事が行われた際、近隣で働いていた労働者のリクエストに応える形で、辛く濃厚な味付けに仕上がっていったという(八田靖史の取材記録より、2011年12月11日)。アルマイトのチゲ用鍋([[양은 냄비]])で調理、提供され、残ったタレにはごはんを入れて混ぜて食べるのも定番である。 |
*東仁洞チムカルビ通り | *東仁洞チムカルビ通り | ||
62行目: | 62行目: | ||
*西門市場のテジチムカルビ | *西門市場のテジチムカルビ | ||
− | : | + | :西門市場(서문시장)内には豚カルビを使用したテジチムカルビ(豚カルビの辛い煮物、[[돼지찜갈비]])を提供する飲食店の集まる一角がある。 |
=== ヤキウドン(辛口焼きうどん/야끼우동) === | === ヤキウドン(辛口焼きうどん/야끼우동) === |