店の表にあった看板。
ハングルを読むと「チョンブ(全部)」になりますが、
それを「じぇーんぶ」と訳しているあたり、
「わかってるね!」
と大声で叫びたくなります。
鶏焼肉という珍しいスタイルの焼肉店ですが、
値段がすべて380円というのが売りになっています。
ネットで調べた限り、最寄り駅は赤坂。
でも、その赤坂は千代田線ではありません。
福岡市を走る地下鉄空港線の赤坂駅。
チンチャトークin博多の打ち上げがこちらでした。
座ると同時にキャベツのお通し。
こちらはおかわり自由となっていました。
一緒に盛られたさつま揚げ風の練り物には、
鶏のナンコツが埋め込んであってびっくり。
外側の柔らかな食感と、内側のガリガリした食感。
意外な不意打ちから打ち上げは始まりました。
鶏料理の専門店らしく、焼き物以外も鶏が満載。
こちらが、モモたたきで……。
鶏レバー。
鶏むねユッケ。
このほか砂ずり(砂肝)刺しもあって、
刺身だけで4種類というのは嬉しい限りです。
そして忘れてはいけない全品380円。
ピリ辛に味付けた、チゲハラミ。
チゲ風の味付けをしたハラミということでしょうが、
鶏にハラミがある、ということをこの日初めて知りました。
ネットで調べたところ鶏の横隔膜ということですが、
そんな微小な部位まで、取り分けているんですね。
確かにハラミを思わせるシコシコとした食感。
貴重な体験をさせて頂きました。
どれがどれだかは忘れてしまいましたが、
ぼんじり(尻)、せせり(首)、鶏ハラミという3種類。
ぼんじり、せせりは焼き鳥店で稀に見かけますが、
こうして焼肉として食べるのもなかなかいいですね。
部位ごとにずいぶん味がかわるのがよくわかります。
そのほか、つくねを焼いたり……。
ソーセージを焼いたりも。
あれこれ追加をしつつ、いろいろ食べました。
いちばん人気だったのは鶏ハラミだったでしょうか。
チヂミや……。
冷麺といった韓国料理メニューもあり。
デザートのこちらは「炙れ!たい焼きくん」とか。
焼き網であぶり、アイスをのせて食べるたい焼きです。
ちなみにこちらのお店、母体は水炊きの専門店。
「博多華味鶏」というチェーンを展開しており、
東京、大阪などにもお店を出しているようですね。
華味鶏というのも自社で飼育する鶏のブランド。
380円という激安価格はこのあたりに理由があるのでしょうね。
打ち上げにはぴったりの店で、おおいに盛り上がりました。
店名:鶏屋 韓の三八(とりやかんのさんぱち)
住所:福岡県福岡市中央区警固2-13-21パインビル警固1、2階
電話:092-762-1838
営業:17:30~24:00
定休:なし
http://www.hanamidori.net/hanaman/kego/index.php