「冷え知らず」さんの生姜参鶏湯。

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コンビニで夜食用に購入したこちらの商品。
お湯を入れると、1分で食べられるサムゲタンだそうです。
といっても普通のサムゲタンとはコンセプトが違い、
冷え性に効く生姜のスープ、という点に重点が置かれています。

発売されたのは1年前なので情報としてはいまさらですけどね。
コンビニの棚にはシリーズ商品が並んでおり、

・生姜酢辣湯春雨スープ
・生姜坦々春雨スープ
・生姜ココナッツカレースープ
・生姜とん汁

といったスープがあるようです。
いずれもローカロリーが売りのようです。

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中身がこんなんで……。

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お湯を入れるとこんな感じ。
フタをあけると、生姜の香りがふわっと漂います。
サムゲタンらしさの部分は高麗人参パウダーが入るとともに、
鶏ささみ、玄米、クコの実などが担当しております。

変わっているのはスプーンに乗った白い食材。
クイチャップというタイ料理で使う平たいビーフンだそうです。

韓国料理と日本料理の融合はよく見るものの、
韓国料理とタイ料理の融合というのは珍しいですね。
他のスープも同じくクイチャップを使っているため、
あえて韓国料理と組み合わせた訳ではないでしょうが、

「こういうアレンジもあるんだなぁ……」

と感心した次第。
本格的なサムゲタンにも入れるべしとはいいませんが、
可能性の一部として頭に止めておいてもいいかなと。

サムゲタンってまだまだいじれる料理だと思うんですよね。

日本ではブランド鶏のサムゲタンが登場していますし、
煮込まないで作るサムゲタンなどもあったりします。
韓国では漢方薬を追加したり、アワビを入れてみたり。
健康サムゲタンと美容サムゲタンを分けて出す店もありますね。

もちろん本来のよさを失っては意味がないのですが、
専門店が作るのであれば、もっと幅を持たせてもいいかなと。
いずれまたゆっくり、可能性を考えてみたいテーマです。

このブログの「考察」カテゴリをずいぶん放置しましたが、
これもまた、少しずつ書いていけたらと思っています。
料理ごとの歴史や、種類、現状なども少しずつまとめたいんですよね。
一気にはできませんが、コツコツと挑みたい課題です。



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