自宅にまた本を送って頂きました。
韓国料理業界では非常に有名な鄭銀淑さんの新刊です。
ついこないだ文庫本を2冊同時に出されたばかりなのに、
もう次の新刊とはすごい勢いですよね。
今回の本は、韓国料理と韓国語の融合。
僕も似たようなコンセプトの本を昨年出しましたが、
こちらはもっと実践的なフレーズ集です。
フレーズは料理ごとに区分けされており、
その料理を食べる際に、必要と思われるものが揃っています。
食べながら、指差しで意図を伝えられるというものですね。
ただ、食べて帰るだけでなく、少しでも店の人とかかわることで、
サービスがぐんとよくなったりするのが韓国だったりします。
お手軽にその恩恵に預かるという意味では便利かと思います。
コラムも多少入っておりますが、これまでの本から考えると、
もっとたくさんの薀蓄を込めて欲しかったな、という印象も。
利便性のほうに特化してあるので、韓国料理に対する情報は、
あえて盛り込まなかった、ということなのでしょう。
発売日は1月31日なので、まだ出たばかり。
興味のある方は、書店などで探してみてください。
おいしい韓国語
http://www.amazon.co.jp/dp/4384042353/
ちなみに2ヶ月前に出た文庫本はコチラ。
本当はどうなの?今の韓国
http://www.amazon.co.jp/dp/4806131865/
本当はどうなの?今の北朝鮮
http://www.amazon.co.jp/dp/4806131873/
食文化だけでなく、さまざまな分野を取り上げ、
ざっくりと国の様子がわかる内容になっています。
韓国はともかく、北朝鮮も一緒に出すのがすごいですね。
脱北者の方に取材をもとに、北の様子を紹介しています。
ほかにも代表作としてこんな本を書かれている方です。
韓国・下町人情紀行
http://www.amazon.co.jp/dp/4022731508/
韓国の美味しい町
http://www.amazon.co.jp/dp/4334033687/
マッコルリの旅
http://www.amazon.co.jp/dp/4492042849/
このあたりは韓国リピーターが熟読して楽しい本。
僕も読み物として、資料としてよく活用させて頂いております。
似たような守備範囲で活動をしている方なのですが、
残念なことにまだ直接の面識はありません。
いずれぜひお会いして、話を聞いてみたいですね。
4 Responses to 書籍紹介『おいしい韓国語』。