えーと、忙しいです。
今日で3日間、自宅に缶詰状態で仕事しています。
買い物、コンビニぐらいしか家を出ていません。
自宅で仕事というのは時間を有効に使えますが、
裏を返すと、常に逃げ場がないということでもあります。
朝のラッシュに無関係、というのは非常に恵まれた仕事ですが、
会社を出たら終わり、というけじめがないのはしんどいです。
なんてグチグチ書いているのが唯一の息抜き。
原稿を書く合間に、ブログを書くという、
休憩時間だかなんだか、よくわからない状況になっています。
まあ、こういう修羅場もけっこう好きなんですけどね。
物事をギリギリまでやらない、夏休みの宿題体質なので、
切羽詰った状況ほど、テンションが上がってくるのです。
さて。
冒頭の写真は師匠宅で頂いたムルギムチ。
大根、白菜、セリを水に浸して、キンカンと塩を投入。
冷蔵庫で2日寝かせて、出来上がりとのことです。
ムルギムチって、めったに美味しいものに出会いませんが、
師匠宅のはシンプルながら、不思議なほどうまいですな。
発酵はしておりませんが、師匠は発酵させない派だとか。
これなら自宅でも作れる、とまたひとつ学ばせて頂きました。
なお普段はキンカンでなく、柚子を使うとのことです。
一緒に頂いたのは餅。
トッポッキ用の餅を、軽く表面だけあぶってあります。
ちょうどお邪魔したのが旧正月の直後だったので、
おめでたい料理をオヤツとして出して頂きました。
「本当ならもっと太いカレトクを使うんだけどな」
「これを宮中飲食研究院で正月によく食べたんだよ」
「あそこはチンジャンっていううまい醤油があるからな」
「それにつけて食べると、まあ美味しいんだ」
そんな話を聞くのも楽しみだったり。
師匠の昔話は何かの形で残しておくべきと思いますが、
大事な話ほど、飲んだくれて聞いているので馬の耳状態。
いかんいかんと思いつつ、ときおりメモだけ残しています。
師匠に限らず、70年代の韓国を知る先輩方が、
身の回りにたくさんいらっしゃる状況は大変ありがたいこと。
飲んだ席でいろいろな武勇伝を聞かせて頂きますが、
そういうのをまとめて残せないかとも思ったり。
「門前の小僧、習わぬ70年代を語る」
なんてファイルを作ってメモしたこともありましたが、
これも中途半端なまま放り出して、そのままです。
やりたいこといっぱいありますが、なかなか……。
これはまた別の日。
某方から師匠に贈られた関西うどんのタレだか素だか。
それを調理して、ふるまって頂きました。
とろろ昆布をたっぷり。春菊とナルトを少々。
師匠宅に届いた貢物の大半は、弟子が頂いている気がします。
師匠宅にお酒を贈って頂いた方。
師匠宅に野菜を贈って頂いた方。
師匠宅にお菓子を贈って頂いた方。
などなど。
本当に感謝しております。みんな弟子が食べました。
いずれも大変美味しゅうございましたとさ。
2 Responses to 師匠宅にて餅とウドンとムルギムチ。