ルイ・ヴィトンが認めた韓国料理店。

08111801.jpg

しばらく更新が止まって申し訳ありません。
週末から風邪を引いて倒れておりました……。

いえいえ、倒れるほどひどくはありません。
喉がガラガラして、鼻が詰まって、微熱が出た程度。
早めに薬を飲んで寝たので、悪化はしませんでしたが、
みなさんも季節の変わり目、重々ご注意ください。

さて、本日。

もはやこの時期恒例になるんですかね。
『ミシュランガイド東京2009』の星獲得店が発表されました。
昨年は韓国料理店が入るかなど、ブログでも大騒ぎしましたが、
案の定、今年もまるでかすらず韓国料理業界は無風状態です。

そんな中。ちょっと驚いた事件がひとつ。

書店をのぞいてみると、『ミシュランガイド』とは別に、
時期を同じくして類似本が多数発売されておりました。
中でも話題になっているのがルイ・ヴィトンのガイド。
その名も『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド東京2009』です。
ミシュランの向こうを張って今年から発売になりました。

定価4200円とやけに強気な値段なので買いませんでしたが、
パラパラ立ち読みしてみると、ここにはなんと韓国料理店が!

居並ぶ高級店の中に、燦然と「スンデ家」の名前がありました。

新大久保でも老舗の部類に入る韓国家庭料理専門店。
店名の通り、自家製のスンデ(腸詰)が自慢の一店です。

08111802.jpg

こちらがその、ルイ・ヴィトンが認めたスンデ。
これまでも大好きで、隣の店から出前を取ったりもしていましたが、
今後はさらに敬意を払いつつ、食べねばならないようです。

ほかに韓国料理店が一切登場していないことを考えると、
かなり誇っていい勲章のひとつではないでしょうか。

07062801.jpg

ちなみに韓国料理と若干関係している店ではこちら。
盛岡冷麺の専門店「ぴょんぴょん舎」も掲載されておりました。
あとは焼肉店が足立区の「スタミナ苑」ほか数店あったはず。

また、ひと足早く発売されていた『ザガット』には韓国料理店も多く、
2009年度版にも20軒前後が掲載されているのを確認しました。
ほとんどが昨年と同じで、麻布十番の「ソソンジェ」が追加されたぐらい。
開店以来行こうと思いつつ、なかなか足を運べておりませんが、
ソウルの本店も含め、「ソソンジェ」には早く行かねばですね。

昨年『東京 本気の韓国料理店』が出たのもこの時期ですが、
先日思うところがあって、パラパラと店舗の見直しをしてみました。
閉店した店、経営の変わった店、経営は同じでも大改装した店など。
把握しているだけで、180店舗中15~6店舗を数えました。

入れ替わりの激しい韓国料理業界の中でこの数字は、
善戦しているのか、それとも僕らの店舗選択が甘かったのか。
まさかこの店が! というところが閉店していたりもするので、
本当にガイドブック作りというのは難しいものです。

凝りもせず、新大久保のガイドブックというのをいま作っておりますが、
年内に出ればいいなあ、その前に閉店する店がないといいなあという心境。
いずれ話がしっかり固まったら、またご報告させて頂きます。



6 Responses to ルイ・ヴィトンが認めた韓国料理店。

 

 
 
previous next