美味しい韓国料理店を探すコツのひとつに、
メニューをじっくり見る、というのがあります。
メニューを見ている時点で店に入っているのだから、
探すもなにもないじゃないか、という突っ込みは置いといて。
最近は店のHPや、料理系サイトが充実しているので、
行く前から、メニューを見て検討することができます。
もちろんすべての料理が掲載されている訳でなく、
店によっては、日替わりのおすすめメニューもあるでしょう。
それでも並んだ料理のラインナップを見て、
その店の姿勢や、売りなどがある程度推測できるのも事実です。
他店にはない珍しい料理を置いているとか。
自慢の工夫をさりげなく料理名に含ませているとか。
あるいは食べて欲しい料理を明確にしているとか。
そんな気持ちがメニューから伝わってくる店にひかれます。
逆に見慣れたメニューばかりが、ずらずら並んでいれば、
なんとなく味が想像できるようで行く気が萎えてきます。
韓国料理店ばかりに行き過ぎた、ある意味弊害かもしれません。
「ごく普通のありふれた料理が、こんなにも美味しい!」
という可能性を導き出しにくくなりますからね。
よしあしは理解していますが、身についてしまった癖です。
近頃は韓国料理の幅も広がり、たいていの料理は日本で食べられます。
むしろ珍しい料理、というのが少なくなっている状況ですが、
四谷三丁目にあるコチラの店は、前々からメニューが気になっていました。
ちょうど近隣で打ち合わせがあったので、ランチタイムに突撃。
冒頭の写真、ユッケジャンなど頼んでみました。
牛肉を具にしたピリ辛スープ。ほかにも豆モヤシと、
少し変わったところで小松菜が入っていました。
同行者は店でいちばん人気というスンドゥブチゲ。
ちょうど混む時間から、ちょっと遅れて行ったのですが、
先客はみな、このスンドゥブチゲを食べていたようです。
卵半熟とろーり。
ちょっとわかりにくい場所にあるのが難ですが、
近隣に勤めている人には、ちょうどいいランチスポットでしょう。
スープをすすりながら、テーブルの夜メニューをチェック。
店構えは普通の焼肉店ですが、さりげなく宮中料理が混じっています。
店名も正式には「韓国薬膳料理ハレルヤ亭」であるとか。
・トゥブジョンゴル(宮中式豆腐鍋)
・トゥブジョリム(豆腐の甘辛煮)
・コリチム(牛テールの蒸し煮)
・タシマティガク(揚げコンブ)
といったあたりが気になるメニューですか。
しかもトゥブジョンゴルは要予約の料理であるとか。
1度夜に行ってゆっくり味わってみたいものですが、
なかなか四谷方面に出る機会が少ないですね。
ずっと前から宿題店リストに入れてあるお店ですが、
ランチを食べにいって、いっそうその思いを強くした次第です。
店名:ハレルヤ亭
住所:東京都新宿区舟町3
電話:03-3350-4129
営業:11:30~23:30
定休:日曜日
http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Celery/1308/
2 Responses to 四谷三丁目「ハレルヤ亭」でユッケジャン。