1次会の「Korean Kitchenまだん心斎橋店」を出て、
有志だけの小規模な2次会へと移動しました。
僕個人としては3次会になるんですけどね。
心斎橋からすぐ隣の東心斎橋へと徒歩移動。
前回も驚きましたが、ほんの10分少々歩くだけで、
同じような繁華街でもハングルの看板がぐっと増えます。
そのまままっすぐ行くと堺筋という大きな通りにぶつかり、
渡った先の島之内というエリアにも韓国料理店がたくさん。
「この堺筋がちょうど職安通りですよ!」
と説明してくれた方がいらっしゃいましたが、
面白いことに図式が新大久保とほぼ同じでした。
まず「歌舞伎町=心斎橋」という大きな繁華街があり、
そこでは出稼ぎにきた多くの韓国人が働いています。
その韓国人は職場から近い隣町の「新大久保=島之内」に居を構え、
生活の場とするため、自然と韓国人向けの店も増えることに。
それが食堂であり、スーパーであり、美容院であり、その他であり。
結果的に境界線となるのが大通りである「職安通り=堺筋」。
ニューカマーの街としての形成過程がそっくりなのには驚きました。
ちょうど職場エリアと生活エリアが交じり合うのが東心斎橋。
韓国系の飲食店のみならず、K-POPバーなどもあるとのこと。
その中の1軒に入り、2次会の場としました。
そこではビールやカクテルなどを中心に飲んでいたのですが、
すぐ近くの店から、キムパプ(のり巻き)を出前できたりも。
それが冒頭の写真、しっかりタンムジ(たくあん)もついています。
一緒に屋台風のトッポッキ(餅炒め)も登場。
これをつつきながら、わいわいと韓国話で盛り上がりました。
ちなみに出前をしてくれたのはこちらの店。
昼間の写真であるのは、6月の出張時に撮った写真だからです。
古くからの新大久保通ならわかるはずですが……。
大阪ではあの「双子のり巻き」が営業しているのです。
韓国に本店を持ち、歌舞伎町に店を出していたキムパプ専門店。
歌舞伎町では2007年9月頃をもって閉店してしまいましたが、
まさか大阪でその姿をもう1度見るとは思いませんでした。
同じ方が経営しているのか、それとも別にFC展開していたのか。
真実は店の方にでも直接聞いてみなければわかりませんが、
久しぶりに懐かしい味に出会えて感激でした。
このブログが始まった当初、2006年2月のことですが、
「恵方キムパプ」なんてアホな企画も実施しましたね。
全員無言の奇妙なオフ会に協力してくれたありがたい店です。
いずれまた直接足を運び、話を聞いてみたいですね。
歌舞伎町時代に通った懐かしい思い出がよみがえりました。
店名:双子のり巻き
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2-6-1
電話:06-6212-2009
営業:18:00~翌4:00
定休:日曜日、祝日
3 Responses to 東心斎橋「双子のり巻き」からキムパプ出前。