引越しから2ヶ月が過ぎ、ようやく少し落ち着いてきました。
ずいぶんと遅くなってしまった感はありますが、
親しい友人を三河島に招いての初宴会を行いました。
どこの店に行くか、ひとしきり悩んだんですけどね。
我が家からもっとも近い「ママチキン」にしてみました。
先日、テイクアウトで食べたフライドチキンの話を、
ブログに書いたところ、ママさんからコメントを頂いたりも。
そのお礼をいいに行かねば、という理由もありました。
しばらくはなんの話だか、わからなかった模様ですが、
詳しく説明したところ、「あー、あそこの人!」ということに。
どうやらこのブログを見て、足を運んで頂いた方もいるようで。
おかげさまで、えらく喜んでもらえました。
テーブル4つ。15、6人も入ればいっぱいという狭い店で、
お母さんがほぼひとりで調理、接客をこなしております。
我々は8人のメンバーでしたが、店の半分を占拠。
こういう店が近くにある、というのはなんとも嬉しいことです。
早速、注文したのが看板料理のフライドチキン。
1羽のうち半羽だけ甘辛いタレに絡めてヤンニョムチキンにする、
パンバンチキン(半々のチキン)を注文しました。
このヤンニョムチキンに併せて2種類のサラダが登場。
あるいはパンチャン(副菜)のひとつだったのかもしれませんが、
こちらのサラダは不思議なことに……。
「え、納豆の味がするよ!」
という個性的な味付け。
思うにチョングッチャン(納豆の香りがする即席味噌)が、
ドレッシングに使われていたのではないかと思います。
香りは独特ですが、甘味、酸味が効いているので意外にマッチ。
これはこれでアリだな、と思う納豆風味のサラダでした。
もうひとつ。こちらはチキンの店における定番中の定番。
千切りキャベツにマヨネーズとケチャップをかけただけですが、
「そう、これこれ!」
と叫んでしまうほど、チキン店には必要な一品です。
後ろにさりげなく見えている大根の酢漬けも含めて、
カレーにおける福神漬けのような存在とご理解ください。
メニューにはチキン以外にも家庭料理が用意されています。
こちらは2人前を一緒盛りにしたド迫力のオデンタン。
さりげなく大根が忍ばせてあるという、屋台使用でした。
韓国ではオデンの種として大根を食べることはありませんが、
スープをさっぱりさせる目的で、大根が沈んでいることはあります。
頼めばそれを食べることもできるのですが、
「は? これを食べるの?」
という扱いをされるので、心の覚悟が必要です。
うまいんですけどね。ダシの染み込んだ大根。
お母さんのおすすめだったスンデボックム。
春雨の入った腸詰を野菜とともに、辛く炒めてあります。
なお、辛さのほうはなかなかに本格的。
それぞれ韓国慣れしたメンバーばかりですが、
これは辛い! との意見でまとまっておりました。
もちろん食べられないほど、辛い訳ではありませんけどね。
宴会中盤における喜び。魅惑の卵ブラザーズ。
ケランマリ(卵焼き)とケランチム(茶碗蒸し)を同時注文という、
酔っ払ったときならではの行動が垣間見えます。
サービスでチヂミも1枚頂いてしまいました。
こちらのナシもデザートとして出して頂いたはず。
ずいぶん色々サービスして頂き、ありがたい限りです。
家からも近いですし、今後何度となくお世話になるでしょうね。
自宅の冷蔵庫にはさっそく店のマグネットを貼っておきました。
韓国の家庭に行くと、必ず冷蔵庫に貼られているアレ。
いつでも電話で出前ができるように、との販促物です。
この店でも近隣であれば、出前をしているそうですが、
ひとりで切り盛りしているので、こちらから行ったほうがよさそう。
30分後に行きます、というほうがよいかもしれませんね。
なお、2時間前に事前注文をしておけば、
店頭に置いてあるロースターで、鶏やカモを焼いてくれるのだとか。
そのあたりのメニューも、いずれ制覇をせねばですね。
少しずつ三河島の楽しみ方を極めていきたいと思います。
店名:ママチキン
住所:東京都荒川区西日暮里1-7-6
電話:03-3801-4156
営業:調査中
定休:調査中
<過去の関連日記>
(07月11日)三河島「ママチキン」でテイクアウトチキン。
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3 Responses to 三河島「ママチキン」で初三河島宴会。