店内はトタン屋根を模したレトロ風の作り。
韓国でもこういったレトロな雰囲気の居酒屋が増えていますね。
天井にはマッコルリのボトルが吊り下げられ……。
壁には古新聞が貼り付けられています。
日付を見ると1976年の新聞。
ちょうど僕が生まれた年が1976年です。
「お前もずいぶん色あせて……」
なんて、思わず手ですりすりなでてみたり。
妙な親近感を覚える壁紙でしたね。
この日、注文した料理はカムジャタン(ジャガイモと背骨の鍋)。
具として豆モヤシが入っているのが特徴的ですかね。
なんでも店のおばちゃん曰く、
「本当はワラビをたくさん入れたいのよね」
とのこと。
韓国ではカムジャタンにワラビを入れるとのことでしたが、
振り返っても、そういったカムジャタンを食べた記憶はありません。
ワラビや豆モヤシを入れたカムジャタンを食べる地域が、
どこかにあるのだろうかなどとも思ったり。
それとも僕が食べていないだけなのでしょうか。
新メニューとしてこれから売り出す予定のトゥブトゥルチギ。
平たく言ってしまえば、豆腐と豚肉の甘辛炒めという感じです。
ただし、この料理に使われている豆腐がちょっとした変わりダネ。
なんでも韓国からわざわざ真空パックで輸入した豆腐なのだそうです。
日本の豆腐は柔らかいので、炒めるために固い豆腐が必要だったとか。
確かに独特の風味がある、固めのしっかりした豆腐でしたね。
茹でた牛ほほ肉を薄切りにしたスユク。
蒸し器に乗って出てくるタイプは珍しいですね。
蒸気でいつまでも温かいまま食べられるようにとの工夫です。
しかも、肉の下に入れてあるのは水でなく牛スープ。
こういった細かい部分への気遣いは嬉しいですね。
肉の下に敷いてあるネギと一緒に酢醤油につけて。
また、これとは別に野菜サラダがスユクにはついてきます。
そのサラダを牛肉で巻いて食べてもよいようです。
ちなみにこの日、隣の席で食事をしていたこの方。
普段は「新宿ポチャ」の入口に、小さな店を出しております。
手にしているのは、なんと李承選手の手形。
手型、足型などの瞬間造形制作を専門としている方です。
有名人の手形はもちろん、赤ちゃんや子どもの手型、足型。
手をつないだカップルの手や、顔型なども瞬間的に型取れます。
サンプルとして見せてもらったものの中には口唇型などというのも。
恋人の口唇型を取ってキーホルダーにぶらさげておけば、
いつでもチューが出来ます、なんて話も聞かせて頂きました。
店の前にいるときは、「新宿ポチャ」に入る前に型取りを行い、
食事をして帰るときには、完成品を受け取れるのだそうです。
店頭での型取りなので、あまり複雑なものは無理みたいですけどね。
本格的な型取りをお願いしたいときは、直接ご交渉ください。
なお、下記のホームページを見るとより詳しい内容がわかります。
興味のある方は、ぜひのぞいてみてください。
YOROKOBIKI.COM
http://www.yorokobiki.com/
店名:新宿ポチャ
住所:東京都新宿区百人町1-2-3ベストホテル1階
電話:03-5285-8191
営業:17:00~翌5:00
定休:なし
<過去の関連日記>
(07月25日)新大久保「新宿ポチャ」でホンハプタン。
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