西新宿での打ち合わせを終え、新大久保に向かう道すがら。
疲れていたため、あまり歩きたくはないという意見で一致し、
尾滝橋通りから職安通りへと入り、西武新宿駅のすぐそば、
ホルモンで有名な「幸永西武新宿店」へと吸い込まれました。
ところが入ってみると見事なまでに満員状態。
店に吸い込まれると同時に吐き出されたのですが、
店員さんがすかさず、近隣の支店に連絡を入れてくれました。
「2号店のほうに席があります!」
とのことだったので、そのまま予約してもらい2号店へ移動。
歌舞伎町を区役所通り方面に歩き、それを越えて路地の中。
「とんちゃん新宿店」の並びに「幸永2号店」があります。
そこまで移動するなら、近場で考えた意味もないんですけどね。
ちなみに本店は職安通りに面した、東新宿駅の近く。
どの店も、常時煙もわもわの大混雑という人気店です。
到着と同時にまずはと生ビール、レバ刺しを頼み……。
店長さんが薦めてくれた豚骨タタキ(軟骨)と、
くつべら(豚の喉軟骨)という変り種2品+豚トロからスタート。
豚骨タタキはコリコリとした歯触りのつくね風で、
歯触りだけかと思ったら、肉っぽい部分も多く美味でした。
トータルして、これがいちばんお気に入りだったかも。
塩からタレへと移り、牛ハラミと極みホルモン。
ホルモンは「極み」の冠がついているように脂とろとろです。
早々に生ビールを卒業し、虎マッコルリへと移動。
この日は3人で飲んでいたのですが、最終的に虎3頭を仕留めました。
甘さが少なく、発泡感が強い、ドライで大人向けの飲みごたえ。
マッコルリの中でも、特に玄人好みする銘柄です。
黒板に×がしてあったので、品切れだと思っていたミノサンド。
再度、店長さんにおすすめを尋ねたところ、
「ミノサンドはいかがでしょう?」
というセリフが返ってきて驚きました。
たぶん、なにか別の意味をもった記号だったのでしょうね。
脂がたっぷり差し込んでおり、歯触りもよかったです。
このあたりまで来ると、だいぶ虎の酔いが回っています。
ホルモン系統を攻めていたのに、突然中落ちカルビに浮気したり、
オプションで辛さを足せる、という情報をメニューで見つけ、
どこまで辛くできるか、というのにチャレンジしてもらったり。
ちなみにこの写真は、辛ホルモンの辛さ追加バージョン。
もともと辛ホルモンが2辛状態なので、さらに2辛追加で4辛。
でも、辛さ自体はそこまで増えた印象はなかったですね。
上にべっとりとかかっている、ヤンニョム(薬味ダレ)が増えただけ。
酔っ払ってあまり意味のないことをしてしまったようです。
シメにも辛さを求めて、辛口スープというのを注文。
食べてみたところ、ユッケジャンのような感じの料理でした。
牛肉と野菜がたっぷり入った、ピリ辛のスープです。
それにしても、なんでこんなに辛さを求めていたんでしょうね。
そしてもう1品。こちらも実はワガママな注文でした。
石焼きチーズビビンバと、石焼き明太子ビビンバがあったので、
「石焼きチーズ明太子ビビンバはできないの?」
と店長さんに無理を言ってみました。
辛さを増やしたいだの、トッピングを混ぜてみたいだの、
酔っ払いもいいところですが、店長さんは快くかなえてくれました。
こういうサービス面での臨機応変さは非常に嬉しいですよね。
そんなサービスに気持ちよく酔い、あろうことかもう1軒。
閉店間際の「Teji Tokyo」で、さらにメニューにないもの三昧でした。
どうしたことかこの日は微妙に迷惑な客になっていましたね。
その話はまた次回の記事で書きたいと思います。
店名:幸永2号店
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-14-12ASSビル1階
電話:03-5272-6616
営業:18:00~翌7:00(月~土)、18:00~翌3:30(日・祝)
定休:なし
http://www.yakiniku-kouei.com/
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