オープンして1ヶ月ほどが経過したコチラのお店。
韓国でのネームバリューは抜群だけに、開店早々から盛況のようです。
当初はやはりというか、韓国人のお客さんが多かったとか。
「ノルブ」の名前を聞いたら、とりあえず韓国の人は行きますよね。
それほど韓国では広く親しまれているチェーン店です。
日本の場合で考えると、どのくらいのインパクトでしょうね。
全国区の知名度で、他業種展開をしている大手チェーン。
「白木屋」とか、「牛角」くらいに相当するイメージでしょうか。
ともかくも韓国人ならみんな知っている店、というレベルです。
そういった理由から当初は韓国人利用率のほうが高かったようですが、
最近は徐々に日本人客もリピーターが増えてきているとのこと。
新大久保界隈でも目立つ店舗だけに、業績好調なのはいいですね。
この店を訪れるのはオープン直前のプレス内覧会以来。
そのときのブログ記事を社長さんや、コンサルティング会社の方々に、
読んで頂いたようで、お話を聞きながらの会食が実現しました。
ウチのブログではオープン以前から、
こまめに情報を出していたんですよね。
僕にとっても「ノルブ」が新大久保に来るというのは驚きでしたが、
それ以上に驚かれたのが関係者の方々だったようです。
「なんでオープン前からこんな話題に!?」
いえいえ、今の新大久保は本当に注目の集まるエリアなのです。
そんな話を、楽しく飲みながらさせて頂きました。
冒頭の写真、サムギョプサル(豚バラ肉)を焼きつつ宴会はスタート。
試食も兼ねて、ずいぶんたくさんの料理を並べて頂きました。
サンチュのたっぷり入った韓流サラダに、
ホウレンソウのたっぷり入った健康サラダ。
前回も書きましたが、コチラのキムチチムは美味です。
発酵が進んで酸味の出た白菜キムチと豚肉を煮込んだ料理。
白菜キムチで豚肉をくるっと巻いて食べます。
手前で重なった青唐辛子は猛烈に辛いので注意。
でも辛さに耐性のある方は、ぜひ一緒に食べて欲しいですね。
最近の新大久保は青唐辛子の出てくる店が少なくなった気がします。
しばらく前までは、サンチュとともに必ず出てきたんですけどね。
やっぱり日本では食べる人がほとんどいないということでしょう。
チーズを乗せたピザ風のキムチチヂミ。
外側をカリッと仕上げることに力を注いでいるらしく、
同席していた調理担当の方が、入念にチェックしていました。
看板料理のはんあり(壷)カルビも必須です。
特製のタレに48時間漬け込んだ熟成の味が自慢とのこと。
お店の方が慣れた手つきで、チョキチョキと切ってくれます。
ちなみにこの前後でサービスについての話になったのですが、
チェーン店だけあって、この点はかなり気を配っているとのこと。
「ウチは韓国料理店には珍しくダウンサービスにしています」
と担当の方がおっしゃっておりましたが、
すいません、ダウンサービスという単語を僕は初めて知りました。
お客様のテーブルでは、ひざをついた低姿勢になるということ。
確かに接客の丁寧な店ではそのようにしておりますね。
なるほど、ひとつ勉強になりました。
普段なら肉を追加していくところですが、
できるだけたくさんの料理を食べたいということで鍋料理も注文。
発酵の進んだキムチを用いた、キムチジョンゴル(キムチ鍋)です。
ちょっと珍しい具は手前にあるカムジャスジェビですかね。
ジャガイモの粉を練って作ったすいとんです。
鍋はもう1種類、ヘムルジョンゴル(海鮮鍋)があります。
普通は鍋料理として出てきますが、1人前で作って頂きました。
そして鍋を食べたら、やっぱりシメはごはんです。
韓国海苔と刻みネギを入れて、おじや風な感じに。
韓国的な感覚では、もうちょっと汁気が少なくてもいいですね。
煮るというよりも、炒めるように作るのが韓国式です。
ともかくも汁の1滴までを美味しく頂いて、この日は終了。
詳しいことは書けませんが、いろいろ勉強になる話を聞けました。
韓国のノルブ本部も大久保店の様子を興味深く見ているとのこと。
ぜひとも業績好調で、さらなる進出を期待したいところです。
何度も書きますが、はんありカルビ以外の店舗もぜひ。
ノルブプデチゲや、ノルブポッサムの進出も心待ちにしています。
店名:ノルブはんありカルビ大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-16-29
電話:03-3207-2866
営業:17:00~翌3:00(日~木)、17:00~翌5:00(金、土)
定休:なし
<過去の関連日記>
(05月29日)新大久保「ノルブはんありカルビ」で壷カルビ。
4 Responses to 新大久保「ノルブはんありカルビ大久保店」でサムギョプサル。