伝統茶の飲める店を少しずつ探索しています。
この日は西麻布にある「三丁目カフェスーペ」に行ってみました。
雑誌「Suッkara」を出版するアートンが経営する店です。
以前は麻布「文家」の羅順子さんが料理の監修をされていましたが、
いまは佐々木直子さんが、変わって担当されているようです。
佐々木直子さんといえば、韓国料理研究家として非常に有名な方。
韓国食文化研究の大家、鄭大聲先生と共著で翻訳本を出されています。
中でももっとも有名な1冊が『韓国料理文化史』でしょう。
韓国の李盛雨先生が書かれた本を、日本語に訳してあるのですが、
韓国料理、韓国食材の歴史を実に詳しく紹介してあります。
僕の場合は常に手の届く範囲に置いておき、疑問があると調べます。
うちにある韓国料理関連本の中でも、特に重宝している1冊です。
冒頭の写真は菊花茶(クッカチャ)を注文しました。
メニューには多くの伝統茶が並んでいるのですが、
その横に効能が記されているので、それを参考に選べます。
菊花茶を選んだのは眼精疲労によいとの理由から。
僕の場合は長時間パソコンの前に張り付く仕事なので、
どうしても目は疲れがちになるうえ、この日は徹夜明けでした。
一緒にナツメアイスクリームも注文。
最初はオミジャゼリーを食べようと思って頼んだのですが、
午後の遅い時間だったせいか、売り切れでした。
砂糖漬けになったナツメがバニラアイスに混ぜ込まれ、
サクサクとした歯触りと、さらなる甘さをプラスしています。
どことなくラムレーズンを思わせる味わいですかね。
ナツメの甘さが加わって、やや強い甘さのアイスクリームでしたが、
徹夜明けの疲れた身体には、そのくらいが嬉しかったです。
トッピングにはミント、生クリーム、そして型抜きしたリンゴ。
この写真ではわかりにくいですが、スペードの形でした。
僕が行ったのはちょうどランチの終わる時間帯でしたが、
昼時はプルコギ、ビビンバなどの料理が食べられるようです。
今度はお茶だけでなく、料理も味わってみたいですね。
伝統酒をはじめとしたアルコール類も販売していました。
店名:三丁目カフェスーペ
住所:東京都港区西麻布3-1-14六本木フォレストビル1、2階
電話:03-3408-5607
営業:11:30~翌2:00
定休:日曜日
http://www.artone.co.jp/souper/
2 Responses to 西麻布「三丁目カフェスーペ」で菊花茶。