銀座「けなりぃ」を出て、タクシーで新大久保へと移動。
本当は銀座周辺で2軒目というのも考えてはいたのですが、
銀座の混雑と雰囲気にやられ、やはり新大久保だという意見で一致。
韓国的な雰囲気で飲みたいということでコチラの店に来ました。
新大久保にある刺身専門店のひとつ「韓国魚市場」です。
新大久保は釜山をはじめとした南部出身の方が多く、
そのせいもあってか、現在5店舗の刺身専門店がしのぎを削ります。
・チャガルチ市場
・テジョンデ
・東海魚市場
・海鮮宮
に「韓国魚市場」を加えて5店舗。
2階が焼肉メインで1階は刺身がメインの「大使館」も加えると、
全部で6店舗という計算になりますね。
韓国式刺身専門店の魅力はとにかく見事な大盤振る舞い。
刺身は1匹丸ごと注文、というのが基本なので最初は高く思えますが、
一緒に20品近い料理がついてくるのでトータルでは普通です。
1人当たりの値段で計算すると、意外に安く収まっていたりします。
ただ、この日は2軒目だったのでさすがに刺身は遠慮。
通常は刺身のシメとして食べるメウンタンを注文しました。
冒頭の写真、魚のアラをたっぷり入れた辛い鍋料理です。
こちらの店長さんとは前々から親しくさせて頂いており、
この日も、こちらが恐縮してしまうくらいの大歓迎。
通常であれば、刺身にしかついてこない料理の中から、
とりわけ豪華なものを何品か、サービスで出して頂きました。
上の写真がヤンニョムケジャン(ワタリガニの薬味ダレ漬け)で、
貝類とクラゲ、魚の皮などをポン酢で和えたもの。
コドゥンオチョリム(サバと大根の煮物)。
韓国式のサバの煮物は、唐辛子を入れて作るピリ辛味。
大根にサバのうまみが染み込んでいるのは同じです。
刺身と一緒にこういう料理が出てくると焼酎が進むんですよね。
あるいはごはんのおかずとして食べても美味しい料理です。
えーと、これは豚肉のコチュジャン炒め……だったかな。
このあたりはサイドオーダーとして頼んだ料理です。
オジンオティギム(イカの天ぷら)も注文した料理。
料理がずらりと並ぶ姿こそが、やっぱり韓国料理の醍醐味ですよね。
華やかな銀座もいいですが、新大久保のほうが落ち着きます。
気付けばメウンタンの大サイズもすっからかんに。
写真にはごはんが投入されていますが、実はその前がありました。
まずはインスタントラーメン2袋をみんなでがっつり食べ、
それでもスープが残ったので、大盛りごはんを入れた次第です。
鍋いっぱいと、ラーメンと、ごはんで汁1滴まで飲み尽くし、
心から満腹になって、賑やかな新大久保を後にしました。
店名:韓国魚市場
住所:東京都新宿区大久保1-12-14
電話:03-3200-6880
営業:11:00~翌6:00
定休:なし
<過去の関連日記>
(12月01日)新大久保「韓国魚市場」でメウンタンほか。
▲(2006年)