先日、師匠宅にて打ち合わせを行った際、
こんなカップ焼きそばを師匠から頂きました。
大阪鶴橋の有名店が出しているキムチ焼きそばのカップ版。
まだ3月に出たばかりという新商品だそうです。
しかも販売は近畿地区限定なので、東京にいる僕にはより貴重ですね。
師匠に感謝をしつつ、早速味見をしてみることにしました。
まずフタをあけて驚いたのが生麺を使っていること。
「おいしいのは日清の生タイプ」
なんてコピーが麺の袋に書いてありましたが、
それを見て、なるほど「日清Spa王」を焼きそば版だなと理解しました。
調べてみたら「日清Spa王」が発売されたのは1995年なんですね。
すでに12年も前の話ですが、あの頃の衝撃は忘れられません。
お湯を注いで麺をほぐし、1分待ったらお湯を捨てる。
通常のカップ焼きそばよりも、早く食べられるのは魅力です。
最近はこうしたカップ焼きそばからずいぶん遠ざかっていましたが、
湯切りのシステムにも、きちんと改良が行われているのですね。
外ブタの中に湯切り用の内ブタがあるという二重構造。
お湯を捨てたら、この内ブタもはがして、ソースをかけます。
ソースは粉末と液体の2種類。液体にはラードが入っています。
ぐるぐるとかき混ぜたら、最後にキムチを乗せて出来上がりです。
キムチも乾燥ではなく、真空パックされた生タイプでした。
見た目からも麺の生っぽさが伝わるのではないかと思います。
歯触りもいいですし、とにかくまず麺が美味しいという焼きそばです。
若干、ソースが水っぽい印象でしたが、これはたぶん湯切りの手抜き。
もうひとつあるので、次回はしっかり湯切りして作ろうと思います。
具にはキャベツと豚肉。そして生のキムチがきいていました。
キムチはいろいろな料理に使えますが、炭水化物とは特に合いますね。
キムチ焼きそば、キムチ焼きうどん、キムチチャーハンなどなど。
限定なのが残念ですが、いい商品が発売になったと思います。
個人的にはぜひこの技法をチャジャンミョンにも応用して欲しい。
チャジャンミョンとは韓国式に作られたジャージャー麺。
レトルト状の味噌と生麺を使い、同じ湯切り方式で作れませんかね。
チャパゲッティも美味しいですが、そろそろ進化系も見てみたい。
将来に大きな期待を寄せたいと思います。
2 Responses to 師匠に頂いた「鶴橋風月キムチ焼きそば」。