岐阜に行った際に、お土産として頂いたのがこれ。
アスパラとモヤシは関係ないので、手前の鶏肉にご注目ください。
一口サイズに切られた鶏肉が特製味噌に漬けられています。
なんでもこの料理、飛騨高山の郷土料理なのだそうです。
その名もケイちゃん焼き。鶏ちゃん焼きとも書くようですね。
飛騨高山といえば、まず朴葉味噌などを思い浮かべるところですが、
このケイちゃん焼きも、地元ではかなりメジャーな料理だとか。
これをくれた人曰く、
「韓国とも関係があると思うんですよ!」
とのこと。
確かに焼肉関係の用語にも近そうな語感ですよね。
コプチャン(小腸)、テッチャン(大腸)、のチャンが共通。
この日食べたケイちゃん焼きは胸肉とモモ肉だけでしたが、
店によっては鶏のモツも一緒に混ぜ込むことがあるそうです。
調べてみると、確かに韓国由来という説はある様子。
確かなことはわからないようですが、コチラの記事が詳しかったです。
いい感じに焼けてくると、味噌の香りがふわーんと漂います。
味噌にニンニクが加えられているので、香りの段階でたまりません。
醤油と味噌とニンニクがいっぺんに焦げたような刺激的な香り。
焼ける前の数分で、食欲をわしづかみにされるような感覚でした。
食べてみると、まず肉質が非常に柔らかいのに驚かされます。
味噌の馴染んだ鶏肉の味わいは、想像通りの美味です。
野菜類とも合いますし、やはりというかごはんとの相性がいいです。
味噌の塩気に、ほんのりと甘味が加わった和のテイスト。
ピリ辛というのは、味付けに豆板醤が加えられているようです。
韓国的な唐辛子の辛さに比べると、ややマイルドな味付け。
タッカルビ的な味かと思いきや、それよりももっと日本的でした。
岐阜にはこんなローカルフードもあったんですね。
素晴らしいお土産を頂き、ありがとうございました。
2 Responses to 自宅で飛騨高山名物のケイちゃん焼き。