ソウルの仁寺洞あたりでよく見かけるクルタレの実演販売。
新大久保の「韓流バザール」で3月3日から出店が始まりました。
単発の営業かと思いきや、このままここで営業を続けるとのこと。
「デリマンジュー」に続き、新たなスイーツが根付きました。
クルタレというのは蜂蜜の塊を、細い糸状に作ったお菓子。
円盤状の塊に穴をあけ、ドーナツ状の輪を作るところから始まります。
穴をあけたら今度はその穴を少しずつ手で広げ、長いヒモ状に。
大きな輪になったらそれをねじって2重の輪にします。
さらにぐいぐいと伸ばし、4重の輪、8重の輪、16重の輪……。
32、64、128、256、512、1024と、ずーっと続け、
最終的にはなんと16384重のわっかができるまで続けます。
そのころには円盤状だった塊も、髪の毛ほどの細い糸状に。
切れないように、細く長く伸ばしていくのが技術です。
細い糸状の蜜には、松の実、クルミ、アーモンド、
落花生、黒ゴマ、きな粉などを混ぜた特製あんを包みます。
柔らかい糸状の飴と、サクッと香ばしいあんの食感。
相反する2つの甘さが相乗効果をもたらすお菓子です。
10個入って980円の値段は多少高めですが、
日本で食べられることを考えれば、こんなものかなとも。
冷蔵庫に入れれば1ヶ月は保存が可能だそうですが、
長い期間置くと味が落ちるので、出来れば早めがよいようです。
ちなみにちょっと冷凍しておくと、より歯触りがよくなります。
まずはそのまま食べて、残りは冷凍して食べると2度楽しめます。
先日は新大久保でトーストの屋台を見つけて大喜びしましたが、
今度はクルタレまでできると、本当にないものがなくなってきますね。
小さな韓国、新大久保はますます鋭くなっております。
店名:韓流バザール
住所:東京都新宿区百人町1-1-4Kビル1階
電話:03-6904-9171
営業:10:00~22:00
定休:なし
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