大久保「千里香」で串焼き&スンデほか。

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打ち合わせを兼ねつつ、新大久保の新規開拓に出ました。
「千里香」は2000年のオープンで、界隈ではいちばん古い延辺料理店。
中国東北部に位置する延辺朝鮮族自治州の郷土料理を出す店です。

界隈に5軒ある延辺料理店で未訪問だったのはここともうひとつ。
残すところは「故郷」だけなので、ここもいずれ行かなきゃですね。
そしてこれまで行ったのは、

縁香館(大久保)
延吉香(新大久保)
金達莱(新大久保)

という3店舗。
これまでは韓国料理も豊富な「金達莱」によく行っていましたが、
この日の「千里香」もなかなかにいいお店でした。

何よりも看板メニューである串焼きの種類が多いです。
他店には見られないような串が、ずいぶんとありました。
ちなみに冒頭の写真は牛カルビ串と羊カルビ串。

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こちらは豚軟骨串と牛鞭串。牛鞭とは牛のペニスのことです。
クニクニとした歯触りで、さほど美味しい部位とも思いませんが、
何よりも話のネタになるということでは別格の扱いです。

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そして珍しいなと思ったのが、新メニューというこちら。
なんと犬の皮を串に刺したものだそうです。
ほの甘い下味がついており、焼いて食べると意外にもクセがない。
クニクニとした皮ならではの歯触りも軽快でよかったです。

こういうメニューがあるだけあって犬料理もなかなか豊富。
この日はこれしか食べませんでしたが、通うと面白そうな感じです。

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延辺料理店に行くとは頼みたくなる干豆腐料理。
この日は炒め物でなく、店の人のすすめで和え物にしました。
豆腐のざらっとした舌触りと、独特の酸味が後をひきます。

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チャプチェ(春雨炒め)のつもりで頼んだらあんかけ料理。
なんていうか、いかにも中華料理っぽい一品という感じですね。
延辺式のチャプチェなのか、注文が食い違ったのか。
予想とは異なりましたが、こういう料理も嫌いではありません。

全体的に韓国料理の比重がかなり小さいお店ですね。
「金達莱」が両方食べられるという魅力を掲げる一方で、
延辺料理にこだわる店、という感じの印象でしょうか。

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スンデ(腸詰め)も韓国でよく見るスタイルとは違いました。
春雨ではなくもち米が入る本格派。味もおそらく上級者向けです。
スンデというよりは、なんとなくイカめしを思わせる雰囲気でした。

ほかにも色々なメニューがあったのでまた通いたいですね。
またここは2階と地下1階に店舗が別れている不思議な店です。
地下の雰囲気もまたのぞいてみたいところです。

店名:千里香
住所:東京都新宿区百人町1-17-10細野ビル2階、地下1階
電話:03-5338-6918
営業:11:00~翌5:00
定休:なし



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