「2006年の韓食日記を振り返る(前編)」から続きます。
<7月>
(07月01日)新大久保「グリーン食堂」でオリジナル結婚式。
韓国つながりの仲間として出会い、結婚するというカップルが誕生。
せっかくなので韓国式に祝おうと、オリジナル結婚式を開催しました。
2階の広い「グリーン食堂(現在は恵美寿)」を貸切にして、
特別な結婚式料理を作ってもらい、みんなでお祝いをしました。
大成功だったのですが、その後、店がなくなったのは残念でしたね。
(07月20日)新大久保「高麗参鶏湯」でサムゲタン。
日本で言う「土用の丑の日」に相当する「伏日」のオフ会。
韓国を代表する夏のスタミナメニューであるサムゲタンを食べた後、
店を移動して今度はポシンタンを食べるという精力的なハシゴ。
「高麗参鶏湯」→「恵美寿」というゴールデンコースが生まれた瞬間。
これでこの夏は絶対に夏バテしない! と盛り上がったオフ会でした。
<8月>
(08月07日)歌舞伎町「Teji Tokyo」でテジ頂上会談。
コリアンタウンを代表する豚焼肉店の社長同士が初めて出会いました。
平田牧場産の金華豚、桃園豚、三元豚を出す「てじまぅる」と、
スペイン産のイベリコ豚や薩摩清浄豚を出す「Teji Tokyo」。
その2店の社長会談をセッティングできたというのは大きな喜びです。
加熱一途の豚焼肉界を、どうリードしていくのか今後も注目されます。
(08月25日)市ヶ谷「市ヶ谷チャンナムヤ」でラストタットリタン。
4月に閉店した新大久保の「チャムナム家」が市ヶ谷で再オープン。
そう聞いたときは大喜びでしたが、諸事情により元祖のご夫婦は帰国。
お母さんの作る絶品タットリタンを、多くの常連様と食べました。
その前後、お父さんお母さんとたくさん遊べたのもよい思い出です。
年末の訪韓で、4ヶ月ぶりに元気な顔を見てきました。
<9月>
(09月08日)新大久保「韓流」で鶏カルグクス鍋。
この店にめぐり合えたのは2006年後期の大きな幸せでした。
「韓流」という名前から敬遠していましたが、行ってみたら大当たり。
それ以来、事あるごとに通うことになったありがたいお店です。
社長の金さんには、ブログのコメント欄でも常連になって頂きました。
もろもろ本当にお世話になっております。
(09月11日)アサヒコムで「コリアうめーや!!」がスタート。
9月になってアサヒコムで韓国料理のコラムを書き始めました。
これを書くようになって、韓国料理を食べる頻度がさらに増えました。
取材で食べたものは、基本的にブログに載せていないので、
実際には、もっと多くの韓国料理を食べていることになります。
美味しい韓国料理を紹介するため、さらに食べ歩こうと思っています。
<10月>
(10月14日)歌舞伎町「某居酒屋」にて韓国式居酒屋体験。
前述した「韓流」の金さんに連れて行って頂いたお店です。
韓国式の「居酒屋」が、いわゆる日本の居酒屋とは違うことを紹介。
そのギャップが面白く、注目を集めた記事となりました。
日本に住む韓国人だけが使う造語のような言葉ですよね。
日本語でも、韓国語でもない、実に不思議な単語だと思います。
(10月18日)新大久保「ルネッサンス」で生トマトジュース。
なんの気なしに書いた記事ですが、これも大いに注目を集めました。
韓国のトマトジュースには砂糖が入っている、というだけなのですが、
予想外にあちこちから、反応が返ってきて僕が驚きました。
他サイト、他のブログなどでも紹介をして頂きました。
こういう小ネタも大事だな、と学ばせてもらった記事です。
<11月>
(11月01日)11月30日『魅力探求!韓国料理』発売!
2006年の個人的な重大ニュースを選ぶなら1位はこれです。
これまで頑張ってきたことを、ようやく形にすることが出来ました。
現在までのところ、バカ売れというほどではないですが好調の様子。
それ以上に、読んだ方からの評価が非常に高いのが嬉しいです。
年が明けて様々なメディアにも紹介されていくことが決まりました。
(11月04日)大久保「土地」で久々のチーズチヂミ。
これもまた本当に嬉しい出来事でした。
長い間、体調を崩して店を離れていたお母さんが無事に復帰。
半年ぶりに「土地」名物のチーズチヂミを食べることができました。
年末は忘年会だらけで、予約すら取ることのできなかった人気店。
年が明けて、しばらくしたらまた少しずつ通いたいと思います。
<12月>
(12月12日)都内某所「某店」でお任せ家庭料理。
年内で閉店という事情から、特に店の場所と名前を伏せました。
もう年が明けてしまったので、改めて公開することにします。
場所は葛飾区の堀切、店の名前は「鳳仙花堀切店」です。
かの有名な麻布「鳳仙花」とは、古くから姉妹関係にある店だとか。
居心地がよく料理も美味しかっただけに、閉店がなんとも残念です。
(12月27日)ソウルに来ております。
2006年は仕事が忙しく、なかなか韓国に行けませんでした。
年末に師匠の訪韓が決まって、それに僕も同行することに。
10ヶ月ぶりの韓国は、やはり楽しく美味しいものに満ちていました。
やっぱりこまめに行かねば、とおおいに反省した次第です。
2007年は出来るだけ韓国に行こうと思います。
という訳で、以上、2006年の振り返りでした。
ほかにも印象的な記事はたくさんあったのですが、
スペースの関係で、いくつかは泣く泣く割愛しました。
1年間ご愛読頂いた皆様には、本当に感謝したいと思います。
2007年も「韓食日記」を宜しくお願い致します。