先日、パソコンを壊して大騒ぎをしたのは記憶に新しいところ。
発売を待っている「魅力探求!韓国料理」の作業が大詰めの段階で、
関係者皆様には多大なるご迷惑をおかけ致しました。
あのまま復旧できなかったら、危なく本が出なかったかもしれません。
本当にいちばんまずい時期に、いちばんまずいトラブルを起こしました。
しかも、関係者一同が大いに慌てたのにはもうひとつ訳があり、
実はその数日前に、師匠のパソコンもトラブルに見舞われていたんです。
著者と監修者のパソコンが同時に壊れてしまったから、さあ大変。
僕の原稿は先行してあがっていたものの、師匠のコラム原稿が一部飛び、
僕は大量の写真を失うといった、とんでもない状況だった訳です。
パソコンが壊れたその日、師匠にも電話で報告したのですが、
「アホ! そんなことまで真似せんでいい!」
と叱られてしまいました。まったくもってその通り。
さぞかし編集サイドの方々は頭を抱えたことでしょう。
まあ、こんな話も無事作業が終わったから書けるんですけどね。
つい1ヶ月前ほどは、本当に真っ青な顔で復旧作業に取り組んでいました。
ちなみに僕のパソコンは知人の助けもあり数日で復旧しましたが、
師匠のパソコンはもう少し重症で、いったんメーカー修理に。
それが戻ってきたので、この日はデータ復旧などの作業を、
他のコンピュータに詳しい方とともに、師匠宅で行うこととしました。
昼頃に師匠宅へ集合し、師匠の作った昼ごはんを食べて作業開始。
この日は「冷蔵庫の野菜整理」といういつぞやも聞いたフレーズのもと、
野菜のたっぷり入った「ほうとう」を作って頂きました。
「若者はいっぱい食え!」
という師匠のお言葉により、ほうとうには焼きモチが入り、
さらに今年の新米(の貴重な最後)で炊いたごはんがつきます。
超炭水化物ごはんですが、どれも美味しいのでバクバクいきました。
おかずには、水菜のサラダ、小松菜のおひたし、さつま揚げといった、
純和風ラインナップに、自家製切干大根のキムチがついたりします。
ただ、意外にそのデータ復旧作業、及び環境復旧作業が難航し、
途中で3時のオヤツをはさんだ上、夕食をご馳走になるまでかかりました。
それでもデータの復旧がもう少しのところでうまくゆきません。
ちなみに3時のオヤツは師匠特製サンドイッチとハーブティー。
ロールパンにバターを塗り、自作の鶏味噌にエゴマの葉を加えるという、
なんとも個性的なサンドイッチなのですが、これが意外なほど美味しい。
予想外の角度から韓国らしさが加わるのも師匠料理の得意技です。
夜はたっぷりのおでんと、小松菜と厚揚げの煮浸しなどなど。
昼食、3時のオヤツ、夕食と目一杯ご馳走になってしまいました。
後はパソコンのデータ復旧作業がうまくいけば完璧だったんですけどね。
どうもかなり複雑な状況のようで、もう少し工夫する必要がありそうです。
<過去の関連日記>
(03月11日)師匠宅でタラのチゲとジャガイモごはん。
(03月22日)師匠宅にてチャジャンミョンほか。
(06月21日)師匠宅で手作りポトフほか豪華夕食。
(07月09日)師匠宅にて大阪風粉モノ三昧。
(07月26日)師匠宅にて夏の韓国ごはん。
(08月21日)師匠宅にてハモ皮とキュウリの酢の物。