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韓国の朝メシ051~100
韓国の朝メシ101~150
【韓国の朝メシ001】韓国語でトースト(토스트)と呼ばれるホットサンド。ハム、卵焼き、刻み野菜などをはさみつつ、ケチャップ、そして砂糖やジャムなど甘味の要素も加えます。専門店でのテイクアウトか、またはローカルな屋台での立ち食いも楽しい。
【韓国の朝メシ002】干しダラを煮込んだスープのプゴクッ(북어국)。豆腐、長ネギなどを具としてあっさり味に仕立てます。濃厚に作るなら牛ダシをベースにしても可。日本では数年前に美肌のスープとしても有名になりました。飲んだ翌朝にも格別。
【韓国の朝メシ003】たっぷりの大豆モヤシをスープごはんに仕立てたコンナムルクッパプ(콩나물국밥)。全羅北道全州市の名物料理で、地元では早朝から専門店が営業しています。右上の湯せんにかけた卵にスープを少量注ぎ、ずるもわっと飲むのも美味。
【韓国の朝メシ004】豚の背骨を豪快に煮込んだピョタグィヘジャンクッ(뼈다귀해장국)。いわゆるカムジャタン(豚の背骨とジャガイモのスープ)の1人前バージョンです。朝からでもガッツリいきたい人にぴったり。あと朝から焼酎飲むでも。
【韓国の朝メシ005】韓国の焼き魚定食(생선구이정식)は、サバ、タチウオ、イシモチ、サワラあたりが定番。写真はサバとサワラです。焼き魚もワサビ醤油につけて食べるのが韓国式。右下と左上に注目。
【韓国の朝メシ006】南部の海沿いを中心に、朝からフグのスープ(복국)を食べる文化があります。フグとともにセリと大豆モヤシを入れて。贅沢に思えますが、安いサバフグであれば1人前1000円しないぐらいです。
【韓国の朝メシ007】贅沢なアワビのお粥、チョンボッチュク(전복죽)。新鮮な肝を加えることで濃厚な味に仕上がります。済州島の郷土料理として有名ですが、個人的には浦項の九龍浦で食べたものが印象的でした。
【韓国の朝メシ008】むき身のシジミをたっぷり入れた、チェチョプクッ(재첩국)。一見、ニラだらけのスープに見えますが、スプーンを入れると大量のシジミが出てきます。五臓六腑……というより肝臓方面に染み渡る味わい。
【韓国の朝メシ009】韓国式ワカメスープの、ミヨックッ(미역국)。牛肉と煮込んだものがポピュラーですが、白身魚や、貝を入れることもあります。誕生日の朝に飲むスープとしても有名。ぬるっと滑るので試験の朝は不可。
【韓国の朝メシ010】牛の頭部を大釜で煮込んだスープの、ソモリクッパプ(소머리국밥)。頭と聞くとギョッとするかもしれませんが、濃厚な牛のうま味を楽しめます。頬肉など身の厚いところは、スライスして具にもなります。
【韓国の朝メシ011】韓国味噌で味付けをした鍋料理の、テンジャンチゲ(된장찌개)。豆腐、野菜、キノコなどを具として、青唐辛子もピリッと効かせます。朝食としてのみならず、焼肉を食べた後のシメとしてもたいへん優秀な一品。
【韓国の朝メシ012】ドジョウ汁の、チュオタン(추어탕)。写真は慶尚北道清道郡のスタイルです。ドジョウだけでなく他の川魚も用いるのが清道式。下煮をしてすりつぶし、スープに溶かして薄い味噌で味付けます。
【韓国の朝メシ013】味噌仕立てにした慶尚道式菜っ葉のスープの、シラックッ(시락국)。シラッはシレギ(시래기)の慶尚道方言です。慶尚南道統営市の西湖伝統市場にて、早朝から市場関係者が食べるメニューとしても有名。
【韓国の朝メシ014】固めた牛の血を入れたスープの、ソンジヘジャンクッ(선지해장국)。ソンジ(牛の血)は好みの分かれる食材ですが、これといってくさみもなく、ぷりぷりの食感を楽しめます。鉄分をはじめ栄養も満点。
【韓国の朝メシ015】たっぷりのアサリをお粥に仕立てた、パジラッチュク(바지락죽)。アサリは西海岸の各地でとれますが、僕のイチオシは全羅北道扶安(プアン)郡です。このためだけに扶安まで行っても後悔はないはず。
【韓国の朝メシ016】海藻のホンダワラをスープに仕立てた、モムクッ(몸국)。済州道の郷土料理で、豚肉や豚骨を煮込んだスープをベースに、仕上げはそば粉でとろみをつけます。明日から済州道ツアーに出かけます。超満員御礼。
【韓国の朝メシ017】いま流行中の食パン(식빵)。小規模な店舗で少量の焼き立てを何度も販売するスタイルが人気です。小さめのサイズで単価が安く、味のバリエーションが豊富。チョコ、ブルーベリー、チーズを買って今朝食べました。
【韓国の朝メシ018】スンデ(韓国式の腸詰め)を具にしたスープの、スンデクッ(순대국)。スンデにはもち米、春雨、野菜、豚の血液などが入って栄養満点です。豚骨や豚肉を煮出したスープにはエゴマ粉を加えて香ばしさを演出。
【韓国の朝メシ019】牛肉、牛の内臓などを煮込んだスープの、コムタン(곰탕)。コムは「膏飲(コウム、고음)」が語源でよく煮込むという意味です。老舗店ではカクトゥギ(大根キムチ)の汁を入れて食べたりも。
【韓国の朝メシ020】慶州名物の豆乳スープ、コンクッ(콩국)。温かな豆乳スープの中にもち米ドーナツと、黒ゴマ、黒豆、蜂蜜が入っています。ゴマ油、エゴマ、卵黄、黒砂糖を入れたものなど別バージョンもあり。
【韓国の朝メシ021】釜山大学前の名物屋台フード、三段トースト(삼단토스트)。韓国式のトースト(卵焼き、ハム、野菜などを挟んだホットサンド)を、ビッグマックさながらに食パン3枚で作ります。ボリューム特大。
【韓国の朝メシ022】蔚山の亭子港名物として知られるマガレイのスープ、チャムガジャミクッ(참가자미국)。同じく名産のワカメを入れた、マガレイのミヨックッも郷土料理として知られます。白身のうま味は上品でありながら鮮烈。
【韓国の朝メシ023】海藻と魚介をたっぷり入れた味噌汁、ヘチョテンジャンクッ(해초된장국)。アサリ、エボヤとともに海藻のフノリ(가시리)が入っています。海藻の豊富な全羅南道の莞島(ワンド)にて食べた朝食です。
【韓国の朝メシ024】豚肉と熟成キムチを煮込んだ、キムチチゲ(김치찌개)。韓国料理としては定番中の定番です。個人的には豚肉のごろんとしたのが好き。写真は黒豚の産地として有名な全羅北道の鎮安(チナン)で食べたもの。
【韓国の朝メシ025】光州の有名ベーカリー「宮殿製菓(궁전제과)」の名物パン2種。デニッシュ生地をねじって作ったちょうちょパイ(나비파이)と、バゲットに卵サラダを詰めた恐竜の卵パン(공룡알빵)です。
【韓国の朝メシ026】京畿道楊平郡の名物で牛の内臓を煮込んだスープの、ヤンピョンヘジャンクッ(양평해장국)。ヘジャンクッといえば楊平というぐらい、全国どこでも看板を見かけます。内臓まったくくさみなし。
【韓国の朝メシ027】慶尚南道統営市の名物として知られる具なしのひと口大海苔巻き、忠武キムパプ(충무김밥)。忠武とは統営の旧称でもあります。カクトゥギ(大根の角切りキムチ)とイカの和え物を添えて。
【韓国の朝メシ028】済州島の特産品であるアマダイをワカメスープに入れた、オクトムミヨックッ(옥돔미역국)。一夜干しを焼いても美味しいアマダイですが、ワカメスープと合わせても上品な味わいを楽しめます。贅沢。
【韓国の朝メシ029】豚骨、豚肉を煮込んだスープにごはんを入れた、テジクッパプ(돼지국밥)。釜山をはじめとした慶尚道の郷土料理です。写真はごはんを別に盛ったタロクッパプ。別盛り後入れが僕は好みです。
【韓国の朝メシ030】柔らかい豆腐を辛い鍋料理にした、スンドゥブチゲ(순두부찌개)。写真は釜山で撮ったものですが、汁の味が薄まるとして卵を入れないのが地域の流儀です。大きな器のごはんは豆腐と汁を混ぜるため。
【韓国の朝メシ031】全羅北道全州市の名物、ベテランカルグクス(베테랑칼국수)。半熟の溶き卵を加えたとろとろのスープに細みのうどんが入っています。振りかけられたエゴマの実がぷちぷちと香ばしいのも魅力です。
【韓国の朝メシ032】タラ(真鱈)を煮込んだスープの、テグタン(대구탕)。粉唐辛子を入れて辛く作ることもありますが、南部を中心に鮮度のよいタラは澄まし仕立てにします。釜山、巨済、鎮海あたりがタラの名産地。
【韓国の朝メシ033】クサウオを煮込んだスープの、コムチクッ(곰치국)。クサウオはゼラチン質のぷるぷるした身が特徴の白身魚です。コムチは江原道での呼び名で、他地域ではムルメギ(물메기)とも。写真は東海の墨湖港で撮影。
【韓国の朝メシ034】塩サバを焼いた、コドゥンオグイ(고등어구이)。釜山のチャガルチ市場近く、南浦洞6街にこのスタイルの専門店が集まっています。定食形式でもいいし、おかずをごはんに盛ってビビンバにもなります。
【韓国の朝メシ035】そば粉のでんぷんを固めたメミルムク入りのキムチ鍋、テピョンチョ(태평초)。慶尚北道栄州市の郷土料理で、そのルーツは宮中料理のタンピョンチェ(緑豆ムクとナムルの和え物)にあるとされます。
【韓国の朝メシ036】下煮をしたサバをすりつぶし辛いスープに仕立てた、コドゥンオヘジャンクッ(고등어해장국)。済州島の北西にある楸子島の名物料理です。先日の済州島ツアーでも朝食として利用し大好評でした。
【韓国の朝メシ037】市場式スープごはんの、ジャントクッパプ(장터국밥)。牛肉を大釜で煮込んだ辛いスープを指すことが多いです。牛の主産地である慶尚道地域が特に有名で、写真は安東の老舗にて撮影をしました。
【韓国の朝メシ038】ハマグリを使ったお粥の、ペカプチュク(백합죽)。アサリ粥でも有名な全羅北道扶安郡で撮影しました。写真にハマグリは見えていませんが、刻んだものが中に入っています。じんわりうまさの広がる上品な味わい。
【韓国の朝メシ039】ごはんにチゲや副菜を添えた、ペッパン(백반)。韓国における日替わり定食のようなもので、その日に用意された料理が並びます。地方へ行けば行くほど豪華になるのが鉄則。写真は全羅北道群山市で撮ったものです。
【韓国の朝メシ040】ウニを入れたワカメスープの、ソンゲミヨックッ(성게미역국)。ウニの名産地である済州島の郷土料理としても有名です。ウニが好きな人には至福以外のなにものでもない料理。ただただ贅沢です。
【韓国の朝メシ041】済州島でとれるポマルという巻貝をお粥にした、ポマルジュク(보말죽)。巻貝の身をひとつひとつ取り出す手間が膨大ですが、そのうまさは格別です。個人的にはアワビ粥より高く評価していたりも。
【韓国の朝メシ042】新羅ホテルエグゼクティブラウンジの朝食ビュッフェ。23階からの眺望が素晴らしく、料理もさすがの贅沢さでした。すべてはガイドブックの取材という特権。もう5年も前のことですが、いまだにいい思い出です。
【韓国の朝メシ043】煮干しダシに素麺を入れた、チャンチグクス(잔치국수)。直訳すると「宴会の麺」。結婚式などハレの席によく食べる料理です。「いつククスを食べさせてくれるのか?」とは結婚がいつかとの意味。
【韓国の朝メシ044】麺を手打ちで作った韓国式うどんの、ソンカルグクス(손칼국수)。ソンは手という意味です。写真は2011年に釜山の東莱市場で撮ったもの。当時の価格ですが、W2500と破格でした。いまはいくらかなぁ。
【韓国の朝メシ045】鶏肉を煮込んだスープの、タッコムタン(닭곰탕)。鶏コムタンです。写真は南大門市場の裏路地に位置する有名店で撮りました。使い込んだ感じの鍋がいいですよね。鶏肉は醤油ダレにつけてもいい感じ。
【韓国の朝メシ046】同名の速成味噌を鍋仕立てにした、チョングッチャン(청국장)。納豆によく似た香りが特徴で、韓国版の納豆汁とも呼ばれます。水のかわりに米のとぎ汁を使うとコクがアップ。具には豆腐、長ネギなどを加えます。
【韓国の朝メシ047】大根のスープにタコを入れた、ムノムクッ(문어무국)。韓国の家庭では牛肉と大根のスープをよく作りますが、タコを入れても美味しいです。昨年、全羅南道のご家庭にお邪魔したときいただいた朝ごはんです。
【韓国の朝メシ048】煮干しと干しダラのスープにメミルムク(そば寒天)、刻んだキムチ、海藻のホンダワラを入れた、慶州式のヘジャンクッ(해장국)。八友亭ロータリーの近くに専門店が集まっています。ニンニクもがっつり。
【韓国の朝メシ049】大豆モヤシをさっと煮込んだスープの、コンナムルクッ(콩나물국)。夏場は冷たくしても美味しいスープです。写真は安東の韓屋型ホテル「クルメリゾート」の朝食。手の込んだ副菜がずらり並びました。
【韓国の朝メシ050】白菜と豆腐をピリ辛のスープに仕立てた、ウゴジオルクンタン(우거지얼큰탕)。仁寺洞付近の楽園商街にこれだけを専門とする老舗があり、このご時世になんと1人前W2000という破格値です。
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