先日も情報として紹介したコチラの企画。
主催元の方から、参加証の引換券を頂いたので、
ならばと身近な有志を募って参加をしてきました。
ご参加頂いた方、お付き合いありがとうございます。
街飲み@新大久保
http://kubocon.org/
開催期間は7月7日(日)までなので、参加したい方はお早目に。
詳細は上記ページをご確認ください。
ということで、まずは1軒目。
マップを見ながら、もろもろ検討した結果、
1軒目はやはり生ビールのある店だろうと意見が一致しました。
この街飲み、ドリンク200円、料理500円が基本なのですが、
店によって出しているものがずいぶん異なります。
生ビールが200円の店があれば、マッコリが200円の店もあり。
あるいは太っ腹にも、全ドリンクが200円という店もありますが、
ソフトドリンクだけという店もあるので見極めが重要です。
あと、規定では2杯まで200円というルールでしたが、
このへんも店によって、若干あいまいだったりするようですね。
入るときにきちんと確認をする必要がありそうです。
1軒目に選んだのは大久保通りの「マッコリ村」。
店名:マッコリ村新大久保店
住所:東京都新宿区大久保1-15-17
電話:03-6233-9169
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13136750/
燻製サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)が自慢のお店です。
1号店である上野店のほうは取材でもよく伺いましたが、
新大久保に移転してきてからは、初めての訪問でした。
カリッと焼かれたサムギョプサルはとってもスモーキー。
ただし、こちらの店ではこれを1人1皿での注文が必要とのこと。
できれば1皿をシェアして、ほかの料理も食べたかったんですけどね。
せっかくなのでできるだけ、いろいろな店を回りたかったので、
胃袋に余裕を残しながら、2軒目をどうするかの検討に入りました。
なお、指定の200円ドリンク、500円料理のほかは通常料金。
僕らのようにハシゴでいろいろ巡らず、1軒に長居をしてもOKです。
ちょうど足を運んだのが金曜日だったため、食事時はどこも満員。
これが食べたい、と思って行っても満員だったりしました。
ならば、できるだけ穴場を狙おうと選んだのがコチラ。
新大久保の西側、線路沿いの路地にあって、しかもビルの3階。
恥ずかしながら存在すらも知らなかった「新豊茂城」というお店です。
中国延辺朝鮮族自治州の料理、いわゆる延辺料理の専門店ですね。
店名:新豊茂城(シンフォンモジョウ)
住所:東京都新宿区百人町1-10-10新大久保KMビル3階
電話:03-6279-1918
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13150589/
中国で100店舗以上を構える「豊茂串城」という店の日本1号店だとか。
そういう隠れた名店に気付けるのも、街飲みのよさなのでしょう。
この店は生ビールと、ハイボールが200円。
同行したおふたりはハイボールで、僕はひとりまたも生ビール。
そして、こちらのお店では2杯まで200円というのを確認しました。
500円料理は延辺料理では定番の羊肉串(ヤンルーチャン)。
左下のクミンや唐辛子を混ぜたスパイスで味わいます。
羊肉の合間には脂の多い部位が適度に組み込まれており、
肉を噛み締めるかたわら、脂がザジュッと弾けるのがいい感じ。
この時点で、
「この店はアタリだ!」
と確信しましたね。
あと、店に入ったときの対応が良かったのも好印象。
この手のイベントって、どうしても安く飲んでいる負い目があり、
店側から歓迎されているか否かが、必要以上に気になります。
ドリンクが2杯飲めることから、単品料理もあわせて注文。
お店の人にオススメを教えてもらいつう、選んだのがこの……。
・鍋包肉 (ハルビン酢豚)
中国東北部、ハルビン式の酢豚ということでいいんですかね。
衣がもっちりとしており、そこに甘酢ソースが絡んでいます。
ボリュームもあるので、生ビールがぐいぐいと進みました。
羊肉料理、豚肉料理ときて延辺料理といえばこの肉も。
苦手な方は申し訳ありません、犬肉の盛り合わせです。
シコシコと噛みごたえのある肉を、エゴマの効いた赤いタレや、
刻みネギ、香菜、粉唐辛子などと一緒に味わいます。
期せずして、夏のスタミナ補給もできました。
3種類の肉を食べて、だいぶ満足しながらの3軒目。
隠れ家的な場所にある「花音」という店に移動しました。
和食とイタリアンをベースに創作料理を提供しています。
店名:花音(かのん)
住所:東京都新宿区百人町1-24-8新宿タウンプラザビル2階
電話:03-6279-3098
http://ka-non.net/
といったところでわかるかとも思いますが、
新大久保といっても、韓国料理ばかりではないんですよね。
いわゆる日本の居酒屋や、他の国の料理も含まれています。
ドリンクは同行者のグラスが赤ワイン、白ワインなのに対し、
僕は相も変わらず、生ビールの注文を繰り返していたのでした。
いや、2軒目にかぶせる形で面白いかなと一瞬思ったんですけどね。
生ビール、赤白のグラスワインのどちらもが200円。
そして、この店も200円で2杯まで飲むことができます。
500円料理はなんと、自家製の和風ローストビーフ。
お試しサイズとのことで、お肉はひと皿に4切れでしたが、
刻みネギ、白髪ネギのほか、千切り野菜も敷かれて具だくさん。
これだけでも充分500円の価値アリ、と思いきや……。
なんと唐揚げ、フライドポテトもセットで500円なのでした。
これまた歓迎されている雰囲気が全力で伝わってくる感じ。
ひとり飲みだったら、これだけでも充分満足できる量じゃないですか。
2杯飲んで、3品食べて、合計900円という破格の値段です。
2杯目生ビールを卒業し、柚子の果実酒をソーダ割りでチョイス。
生ビール、赤白ワインに加え、自家製の各種果実酒も200円でした。
単品で追加したのは、特製ジュレで食べる鶏皮ポン酢と……。
「生まれたての とうふ 食べたことありますか?」
というキャッチコピーにひかれた出来立ての自家製豆腐。
ダシをかけて、すりゴマ、ワサビ、刻みネギ、海苔とともに頂きます。
酔いの進んだ身体に、あったかい豆腐は染み渡りましたね。
ほかにもひと工夫の効いた、そそられる料理がたくさんありました。
この店はいずれまた来なければならない、そんなことを思いつつ……。
僕らの、街飲み@新大久保はこれにて終了。
全部のお会計を割り勘にして、3軒でひとり3100円ずつでした。
単品料理もそれなりに頼んで、この値段はやっぱり安いですよね。
仮に参加証を自腹で購入したとしても、各自プラス500円(当日700円)。
1軒当たり1000円ちょっとで、存分に楽しませて頂きました。
個人的な収穫としては、「新豊茂城」、「花音」という、
これまでまったく知らなかったいい店に巡り合えたこと。
そして、これ以外にも満席などの理由で入れませんでしたが、
気になるお店を、ちらっとでも覗けたのはよかったですね。
金曜日の夜ということで、ずいぶん満席で断られまくったのですが、
そこもいずれ、機会を改めてリベンジしたいと思います。
あとは、やっぱりお店の選択が楽しかったということですかね。
最初はできるだけたくさんの店を巡ろうとか考えていましたが、
料理やドリンクの選択、移動の手間、店側の混雑具合などなど。
考えるべき要素が多いので、なかなか思うようには巡れません。
そこをどう攻略し、楽しむかというゲーム性が大きなポイントでしょうね。
逆にいうと、それを面倒だと思う人には向かない企画だと思います。
ちなみに僕らはひたすら飲み歩くだけを目的としましたが、
店の中にはランチ営業の店や、ノンアルコールのカフェも含まれます。
どころか韓国語教室や、K-POPのレッスン、イベントなどもあり、
むしろ1日かけて、いろいろ巡るという楽しみ方もあるはずです。
ブログを書くのに、ずいぶんと時間がかかったのでもう終盤ですが、
まだ日程は残っているので、興味のある方は参加してみてください。
新大久保の新しい魅力を見つけることができるかもしれません。
街飲み@新大久保
http://kubocon.org/