仕事柄、韓国料理関連のいろいろな会社にお邪魔し、
あれこれ話を伺ったり、こちらからお話したりもします。
そんなとき、帰り際に商品をお土産として頂くことがあるのですが、
まあ、どの会社も目一杯くれたりするんですよね。
スーパーで買ったらいくらになるんだろう、とも思いますが、
会社の人にとっては、これも宣伝の一環なのでしょう。
「もう、どうぞどうぞ、いくらでも!」
「いえいえ、こんなに食べきれませんから!」
というやり取りをすることが多々あります。
でも、キムチばっかりこんなにもらったのは初めてですね。
見ての通り、屋根のマークで有名な「宗家キムチ」ですが、
右下から時計回りで、75g、130g、400g、1.5kg入りの商品です。
スーパーでよく見かけるのは400gまでの商品でしょうが、
コストコあたりに行くと、1.5kgも購入できるそうです。
その中でも、いちばん有名なのは400gの商品でしょう。
コウケンテツさんがにっこり笑顔でオススメしています。
で、これらの商品がそれぞれどう違うかというと、
「まったく同じ!」
という話でした。
じゃあ、どれかひとつくれればいいのにとも思ったのですが、
その後に、
「まったく同じものを入れているのですが、それでも味は違うんです」
と続いたのが大きなポイント。
なんでも容量によって少しずつ味が変わってゆくのだとか。
カレーやおでんなどでも、たくさん作ると美味しいといいますが、
不思議なことに、キムチも大容量のほうが美味しいそうです。
じゃあ、確かめてみようって話ですよね。
いちばん差が出るであろう、75gと1.5kgを取り出して、
どれだけ味が違うのかを、実際に確かめてみました。
まあ、本当にびっくりしたのですが……。
「1.5kgのほうが圧倒的に瑞々しくて美味しい!」
というのが結論です。
なんていうか、味は確かに同じものなのですが、
大容量のほうは汁気が多く、そのぶん白菜のシャッキリ感も新鮮。
サイズによって、これだけ違うのかと驚きました。
なるほど、いろいろやってみるものですねぇ。
ちなみにこの合計2kg超のキムチは順調に消費され、
2週間ほどで、もう残りが半分以下になっております。
外食も多い我が家としては、かなりの速度ですね。
麺シリーズのほうも、昼食などで頂きました。
具は自前で載せたものですが、ムルレンミョン(汁冷麺)と……。
ピビムネンミョン(混ぜ冷麺)。
個人的なイチオシはチャジャンミョン(ジャージャー麺)でした。
生麺を使用しているので、食感がモチモチとしており、
ちょっとカタめに茹でることで、コシを楽しむことができます。
裏面の指示は3分30秒でしたが、2分30秒~3分程度でもいいぐらい。
また、味噌もほんのり甘めで、どろっと麺に絡むレトロ風。
ゴロゴロのジャガイモも含め、昔ながらのチャジャンミョンです。
最後は2種類のチーズを使ったトッポッキ(餅炒め)。
餅の中にチーズが埋め込んであるのに加え、
最後に上からかける粉チーズも用意されています。
うっすら緑色に見えているのはパセリの粉。
この上からかける粉チーズがずいぶんと効いており、
「トッポッキ用のふりかけ!」
というのがあってもいいな、と思いました。
たぶん何種類か作ると、普通のトッポッキが化けますね。
思いつくまま、
・バジルチーズ味!
・黒コショウチーズ味!
・ガーリックチーズ味!
などなど、バージョンはいくらでも作れそう。
トッポッキの新しい未来の一端が見えた気がしました。
なお、これらの商品を扱っているのは株式会社マルキュウ。
なんと20年以上も前から「宗家キムチ」を扱っており、
キムチを販売する会社としては指折りの老舗だそうです。
我が家から車で10分という意外なご近所でしたけどね。
たくさんのお土産をありがとうございました!
3 Responses to 大量のキムチと大量の韓国料理商品を頂いた話。