おかげさまで食べつくしツアーも終盤戦。
かなりの種類、かなりの量を食べつくしてきましたが、
その合間にはきちんと観光もしております。
春の済州島というと、やっぱりこういうイメージですよね。
一面の菜の花畑と後ろに見える城山日出峰という美景。
ここからプロが撮れば、カレンダーの3月を飾る写真になります。
ほかにも遊覧船に乗って海から城山日出峰を眺めたり、
市場や、民俗村など、代表的な観光地も巡っております。
しっかり観光してこそ、食事も美味しく頂けますからね。
そして、いつもの食べたもの一覧ですが、
まず3日目の朝食はコサリユッケジャンからスタート。
ワラビと豚肉を柔らかくほぐしたとろとろのスープです。
済州島でもだいぶ作る人が減ってしまった郷土料理。
とにかく手間がかかる、というのがその理由らしいですが、
こうしてお店で食べられるというのはありがたいことです。
こちらは予定外で追加されたモムクッ。
豚のスープにホンダワラという海草を加えています。
これも済州島ならではの味覚ですね。
朝からスープとごはんでしっかり腹ごしらえをしたら、
あちこち観光に出かけて……。
昼食はトムベゴギ。
まな板に載せた茹で豚を、葉野菜に包んで味わいます。
水で洗って薬味を落とした古漬けキムチと一緒に食べるほか、
・コンブとスズメダイの塩辛
・葉野菜とサムジャン(包み味噌)
といった組み合わせで味わいます。
もともと済州島は豚肉料理の旨い島として有名ですが、
このトムベゴギはその中でもぜひ食べて欲しい料理ですね。
皮付きの豚バラ肉がプルンプルンのとろっとろです。
一緒にカルチグイ(タチウオの焼き魚)も頂きつつ。
一気に飛んで、夕食は「刺身系満韓全席」!
というのは僕が勝手に命名したものですが、
膨大な量の料理がずらり出てくる刺身店に行きました。
約20皿の料理がまずテーブルに並べられた後……。
こうした刺身の盛り合わせが……。
全部で4回出てきます。
第1陣が牡蠣、ホヤ、ユムシなどの珍味類。
第2陣がタチウオ、サーモン、マグロ、エビ。
第3陣が大小のアワビとスズメダイ、サザエ。
第4陣がタイとヒラメ。
ドタバタしていて第1、4陣の写真を撮り忘れたのは内緒ですが、
これらを肴に、粟マッコリ、粟酒をカパカパ飲みました。
いい感じにみんなで酔っ払い、満腹になり、
「もう食べられない!」
というところで……。
さらなるシメがどーんと登場。
アワビの塩辛(肝入り)をどっさり入れた石焼きビビンバと……。
ワタリガニの旨味濃厚な海鮮粥。
最終日の夜を飾るにふさわしい怒涛の満腹コースでした。
いやはや、済州島って本当に幸せな島です。
そして、僕らに残されたミッションはあと2食。
最終日は買い出しを兼ねた市場巡りも予定にあるので、
屋台グルメなどにもチャレンジできればいいですね。
それではこれから、朝ごはんを食べに出かけてきます!
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韓国料理には、ご用心!
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<紹介記事>
スポーツソウルジャパン
http://www.sportsseoul.jp/article/read.php?sa_idx=4447
2 Responses to 出張報告(5)グルメツアー3日目に食べたもの。