出張報告(2)ツアー前の自主食べ歩き。

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済州島ツアーに先駆けて2日前乗りしたおかげで、
なんとかツアー終了までの締切をすべて片付けられました。
これで原稿の心配をすることなくツアーに専念できます。

そのせいで食事以外はモーテルにこもりきりでしたけどね。
缶詰状態というのは仕事がはかどるので助かります。

そんな事情から、あまり積極的ではない食べ歩きですが、
出張1~2日目の成果を一覧で紹介したいと思います。
といっても詳細はまた書くので、あくまでもざっとということで。

まず、冒頭の写真が牛の希少部位焼肉。

・チャドルバギ(牛バラ肉)
・チェビチュリ(カルビの内側にある肉)

チェビチュリはお店の人が、

「カルビとハラミの間あたりの肉!」

と説明してくれましたが、日本だとなんと呼ぶんですかね。
ハラミに近いような食感で、なかなかに旨味が凝縮していました。

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こちらはケクチュリジョリム(カワハギの煮付け)。
ツアーにも入っていますが、済州島料理の中でも好みの1品です。

2尾のサイズが大小でしたが、大きいほうは肝が美味しく、
小さいほうは、大きいほうに比べて身が美味しかったです。
それぞれに魅力があるものだ、ということを学んだ次第。

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Twitterでもつぶやきましたが、2日目の朝はコギグクス。
豚骨スープに、中麺(中太のストレート麺)が入っています。
茹で豚がたっぷり載るので、

「韓国版とんこつチャーシュー麺!」

といった感じの料理。
済州島にしかない料理ですが、
済州島では至るところで見かけます。

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こちらもTwitterでつぶやいたパンオフェ(ブリの刺身)。

・ペッサル(腹側の身)→周辺部分
・トゥンサル(背中側の身)→中央
・チヌロミ(?)→右下の赤いもの

という3種類が盛り合わせになっています。

チヌロミだけがよくわからなかったのですが、
普通に訳すとチヌロミは「ヒレ(鰭)」の総称。
どこかは不明ですが、希少部位として扱われているようです。

なんとなくハツ刺しを食べているような食感で、
ゴマ油と塩のタレにつけて食べろ、という説明でした。

ほかにもペッサルは白菜キムチと一緒に、
トゥンサルはサムジャン(包み味噌)で食べるようです。
ワサビ醤油もありましたが、食べ方もだいぶ違いますね。

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ブリの刺身と一緒に頼んだティギム(天ぷら)。
盛り合わせもできるとのことで、3種盛りにしてもらいました。
左から、

・メル(カタクチイワシ)
・パンオ(ブリ)
・オサルチ(キス)

という3種類。
メルとオサルチはそれぞれ済州島の方言で、
標準語だとそれぞれミョルチ、ポリミョルと呼ばれます。

地方に出ると、方言と標準語のすり合わせが大変。
ひとつひとつ食べながら勉強ですね。

といったところで、ここまでに食べたものは以上。

今回はツアー以外、いずれも自主的な取材なので、
いくらでも情報を垂れ流し放題なのがとても気楽です。
時間との勝負ではありますが、出来るだけ報告を頑張ります。

あとは本の宣伝もしながらですね。

新刊「韓国料理には、ご用心!」はおかげさまで出だし好調。
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<紹介記事>
スポーツソウルジャパン
http://www.sportsseoul.jp/article/read.php?sa_idx=4447



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