【短文韓食紀行001】コットゥンチギグクス/콧등치기국수(江原・旌善)/そば粉を原料とした麺料理。温かいスープ、または冷たいスープで味わう。料理名を直訳すると「鼻打ち麺」となり、太麺をすすった際にはねて鼻につくことから名付けられた。http://bit.ly/OIsxHK
【短文韓食紀行002】サムダントストゥ/삼단토스트(釜山・釜山大)/三段トースト。通常は食パン2枚で作るトースト(屋台式ホットサンド)を、3枚に増量したビッグマック風のボリュームバージョン。釜山大学の正門前に屋台が並んでいる。http://bit.ly/RLUbPj
【短文韓食紀行003】ヘムルチャジャンミョン/해물자장면(済州・馬羅島)/海鮮ジャージャー麺。ワカメ、ヒジキ、サザエなど、馬羅島でとれる魚介を具に加えて作る。馬羅島は人口100名程度の島だが、観光客が多く、7軒もの専門店が営業している。http://bit.ly/UnLBMV
【短文韓食紀行004】イムシルチジュ/임실치즈(全北・任実)/任実チーズ。韓国初の国産チーズで、全羅北道任実郡の特産品。1966年にベルギー出身の、池正煥(本名:Didier t’ Serstevens)神父が製法を伝えて広まった。http://bit.ly/Pw0ybk
【短文韓食紀行005】モンゲピビムパプ/멍게비빔밥(慶南・巨済)/ホヤのビビンバ。ホヤの塩辛をごはんと混ぜ、ゴマ油、海苔などを加えて味わう。ホヤの旬は春なので、この時期にとれたものを塩辛にし、冷凍保存したものを通年で使用する。http://bit.ly/TfXlBF
【短文韓食紀行006】ピビムパプ/비빔밥(蔚山・新亭洞)/アワビの刺身、ユッケ、ワカメなどが載ったビビンバ。蔚山を代表する老舗店「ハミャンチプ(함양집)」(1924年創業)の看板料理。ヨン様の行きつけ店としても有名。http://bit.ly/SfutqE
【短文韓食紀行007】セスッテヤネンミョン/세숫대야냉면(仁川・花平洞)/洗面器サイズの巨大な器に盛り付けた超ボリュームの冷麺。東仁川駅近くの花平洞に専門店が集まっている。具のゆで卵が、ウズラの卵に見える不思議な錯覚を楽しめる。http://bit.ly/Pb3ER3
【短文韓食紀行008】トゥゴリタン/뚜거리탕(江原・襄陽)/淡水魚のウキゴリをすりつぶして煮込んだスープ。味噌で味付けをしたどろどろのスープに、山椒や青唐辛子を加えて食べる。南大川沿い、襄陽大橋の近くに専門店が集まる。http://bit.ly/Qykvgv
【短文韓食紀行009】ソモリクッパプ/소머리국밥(京畿・昆池岩)/牛の頭部を煮込んだコムタン系のスープごはん。頭部の肉は薄切りにして具とするほか、スユク(茹で肉)としても味わう。京畿道広州市の昆池岩IC付近に専門店が集まる。http://bit.ly/PQAMhK
【短文韓食紀行010】マヌルソッパプ/마늘솥밥(忠北・丹陽)/ニンニク釜飯。地元、丹陽産のニンニクに雑穀を加えて炊いた釜飯を定食スタイルで提供。副菜にはニンニク漬け、ニンニクの芽漬け、ニンニク炒めなども用意される。http://bit.ly/QAND6N
【短文韓食紀行011】アンドンシッケ/안동식혜(慶北・安東)/安東式のシッケ(甘酒)。もち米を発酵させた飲料に、細かなさいの目に切った大根、ショウガ、粉唐辛子を加えて作る。甘さと辛さが交錯しながらも、味わいはさっぱり。http://bit.ly/PmjsjQ
【短文韓食紀行012】ウッチャ/우짜(慶南・統営)/ウドンとチャジャンミョン(炸醤麺)を融合させた統営名物の麺料理。両メニューを扱う飲食店で、客の要望に従い、チャジャンミョンにウドンの汁を注いで出したのが始まり。http://bit.ly/S515j1
【短文韓食紀行013】モダッチギ/모닥치기(済州・西帰浦)/屋台料理の盛り合わせ。キムパプ(海苔巻き)、マンドゥ(餃子)、チヂミ、オデンの練り物、ゆで卵などを大皿に盛り付け、トッポッキ(餅炒め)をつゆだくでかけまわす。http://bit.ly/SkrBEB
【短文韓食紀行014】ポリグルビ/보리굴비(全南・霊光)/麦の中で熟成させたイシモチの干物。通常のクルビ(イシモチの干物)に比べ乾燥期間も長い。ほぐした身をごはんに載せ、冷たい緑茶をかけて、お茶漬け風に味わうのが定番。http://bit.ly/SBN7u7
【短文韓食紀行015】ヤンパギムチ/양파김치(全北・扶安)/タマネギのキムチ。海岸沿いで海風を受けながら栽培したタマネギは扶安の特産品であり、それを丸ごと漬け込んだキムチも有名。タマネギ本来の甘味を活かした郷土キムチ。http://bit.ly/NShP08
【短文韓食紀行016】ユッチョン/육전(光州)/牛肉のジョン(衣焼き)。薄切りのアロンサテ(モモ肉)に小麦粉、溶き卵の衣をつけて焼く。専門店では各テーブルに店員がつき、目の前で焼きながら給仕もしてくれる。http://bit.ly/Rjr6y4
【短文韓食紀行017】ファンポムク/황포묵(全北・全州)/緑豆のでんぷんを寒天状に固め、クチナシで黄色く色をつけたもの。ほとんど無味に近いが、食感が面白く、ナムルなどと和えて食べるほか、全州ビビンバの具にも欠かせない。http://bit.ly/S5d0D3
【短文韓食紀行018】カクトゥギユッケ/깍두기육회(蔚山・鳳溪里)/さいの目に切ったユッケ(牛刺身)。見た目がカクトゥギ(大根の角切りキムチ)に似ていることから名前がついた。ニンニクなどを加えたコチュジャンソースにつけて味わう。http://bit.ly/Sq24tF
【短文韓食紀行019】ヤキウドン/야끼우동(大邱)/辛口の海鮮炒め麺。韓国式のチャンポン(辛口の海鮮麺)を炒め料理にアレンジしたもので、日本料理の焼きうどんとはまるで無関係。大邱では老若男女に愛される定番中華。http://bit.ly/QzXXyN
【短文韓食紀行020】コンガルパン/공갈빵(仁川・北城洞、新浦洞)/中が空洞になった巨大なパン。開化期に中国から仁川へ伝わったとされ、中華街や近隣の新浦市場名物として知られる。コンガルは「嘘」という意味で、中身がないことに由来。http://bit.ly/SphKBB
【短文韓食紀行021】シンゲチ/신계치(ソウル・新村)/溶き卵とチーズを具とした辛ラーメン。辛ラーメン(신라면)、卵(계란)、チーズ(치즈)の頭文字を取って名付けられた。新村の繁華街で泥酔した後に食べるべきもの。http://bit.ly/VV0swm
【短文韓食紀行022】ペクスンデ/백순대(ソウル・新林洞)/辛いヤンニョム(薬味ダレ)を絡めないスンデ(腸詰め)炒め。料理名は「白スンデ」という意味で、塩、コショウやエゴマの粉で味付けをする。新林洞スンデタウンの名物。http://bit.ly/R1uQlE
【短文韓食紀行023】チャンチチム/장치찜(江原・注文津)/タナカゲンゲの蒸し煮。ぶつ切りにしたタナカゲンゲを、ジャガイモや長ネギとともに辛い味付けで煮込んで作る。タナカゲンゲは日本の山陰地域で「ばばぁ」と呼ばれる魚。http://bit.ly/R1vz6o
【短文韓食紀行024】ワンダン/완당(釜山・芙蓉洞、南浦洞)/煮干しダシスープのワンタン。芙蓉洞、南浦洞にある「元祖18番ワンダン」(1947年創業)が日本からレシピを持ち帰り、韓国人の舌に合うようアレンジを加えて定着させた。http://bit.ly/Sla93k
【短文韓食紀行025】ムドゥンサンスバク/무등산수박(光州)/光州市の無等山で栽培されるスイカ。一般のスイカよりもサイズが大きく、中には20kgを超えるものもある。値段も高級で1個10~20万ウォン、場合によってそれ以上にもなる。http://bit.ly/SW9OnL
【短文韓食紀行026】カメク/가맥(全北・全州)/カゲメクチュ(가게맥주)の略で、直訳すると「店ビール」。小規模な商店が瓶ビールとともに、簡単な料理を提供する全州独特の飲酒文化。韓国版の角打ちというイメージ。http://bit.ly/VctVm6
【短文韓食紀行027】チャントゥンオタン/짱뚱어탕(全南・順天)/ムツゴロウ鍋。干潟でとれるムツゴロウを煮込み、すりつぶしたものを大根の葉と一緒に味噌、コチュジャン味のスープに仕立てる。4~10月頃がシーズンで、特に夏場が旬。http://bit.ly/Sbjss4
【短文韓食紀行028】カジャミシッケ/가자미식해(江原・束草)/カレイの馴れ寿司。ぶつ切りにしたカレイをアワや粉唐辛子と和えて発酵させる。もともとは北朝鮮に属する咸鏡道の郷土料理で、北部出身者の多い束草の名物にもなっている。http://bit.ly/NZMTee
【短文韓食紀行029】トリベンベンイ/도리뱅뱅이(忠北・沃川)/オイカワの薬味ダレ焼き。淡水魚のオイカワをフライパンの上で放射状に並べ、薬味ダレをかけて揚げ焼いた料理。料理名は「(鉄板の)ふちにぐるっと敷き詰めた」との意味。http://bit.ly/SXD8ub
【短文韓食紀行030】シオヤキ/시오야끼(忠北・清州)/豚バラ肉の醤油ダレ焼き。料理名は日本語の「塩焼き」に由来するが、実際は豚バラ肉を醤油ダレに浸してから鉄板で焼くのが特徴。現在は清州サムギョプサルとも呼ばれる。http://bit.ly/SRRO2Y
【短文韓食紀行031】トダリスックク/도다리쑥국(慶南・統営)/カレイとヨモギのスープ。春カレイ(봄도다리)と称される旬のカレイ(マコガレイなど)に、同じく春の味覚であるヨモギを加えた季節料理。3~4月の短い期間のみ味わえる。http://bit.ly/PmEJst
【短文韓食紀行032】ファオ/화어(慶南・三千浦)/エビ、サヨリ、キス、カナガシラなどを用いた味醂干し。漢字では「花魚」と書く。現地では「サクラボシ(사쿠라보시)」とも呼ばれており、日本語の「桜干し」に由来する。http://bit.ly/PRoOoB
【短文韓食紀行033】コサリユッケジャン/고사리육개장(済州)/豚肉とワラビのスープ。細く裂いた豚肉と茹でたワラビを、よく揉み込んで柔らかくし、そば粉でとろみをつけたスープに加える。辛さの要素はなく、色合いも全体に茶色い。http://bit.ly/ViVjip
【短文韓食紀行034】ウドタンコン/우도땅콩(済州・牛島)/牛島産のピーナッツ。一般的なピーナッツよりも小粒で、コロンと丸い形をしている。島では炒ったピーナッツのほか、ピーナッツ入りのアイスクリームなども販売されている。http://bit.ly/V6azk8
【短文韓食紀行035】ウルェチャンアチ/울외장아찌(全北・群山)/シロウリの漬物。ウルェと呼ばれるシロウリを酒粕に漬け込んで作る。地元ではナナスキ(나나스끼)、ナラスケ(나라스께)とも呼ばれ、日本語の「奈良漬け」に由来する。http://bit.ly/R7eZ52
【短文韓食紀行036】イスンシンパプサン/이순신밥상(慶南・統営)/李舜臣飯床。朝鮮時代の功臣、李舜臣(イ・スンシン)将軍が食べたとされる料理を韓定食風に再現したもの。将軍直筆の「乱中日記」をもとに専門家がレシピを復元した。http://bit.ly/RvZFkH
【短文韓食紀行037】テドンガンメクチュ/대동강맥주(平壌)/大同江ビール。北朝鮮の平壌で生産されており、市内を流れる同名の河川が名前の由来。韓国内の一部飲食店でも飲めるほか、板門店ツアー、DMZツアーでは土産物の定番。http://bit.ly/SvrURh
【短文韓食紀行038】スンムギムチ/순무김치(仁川・江華島)/カブのキムチ。江華島の特産品であるカブを用いて作る。トンチミ(水キムチ)、カクトゥギ(角切りキムチ)など漬け方も多様。大根よりも、しんなり柔らかな食感が持ち味。http://bit.ly/O1CqyV
【短文韓食紀行039】タムヌァウムシク/다문화음식(京畿・安山)/多文化料理。檀園区元谷洞には約2万人の外国人が暮らしており、住民の約3分の2に当たる。東南アジア、中央アジア諸国の出身者が多く、各国料理が地元の名物になっている。http://bit.ly/PNgBkl
【短文韓食紀行040】インサムティギム/인삼튀김(忠南・錦山)/高麗人参の天ぷら。卸売市場の近くに屋台が並んでおり、4年根以上の立派な高麗人参を揚げたものが、1本1500ウォンの激安値で販売される。高麗人参風味の蜜につけて賞味。http://bit.ly/PVx5Yu
【短文韓食紀行041】チュッパンミョルチ/죽방멸치(慶南・南海)/カタクチイワシの煮干し。竹防簾(죽방렴)という竹のすだれを用いた伝統漁法で魚をとる。煮干しとしては最高級品と評され、1kgで10万ウォンを超える商品も珍しくない。http://bit.ly/T0tVRF
【短文韓食紀行042】コギグクス/고기국수(済州)/豚スープ麺。豚骨スープに中麺(중면)と呼ばれる中細の小麦粉麺を入れ、具にスライスした茹で豚を載せる。済州島版チャーシュー麺といった趣で、島内には専門店も数多い。http://bit.ly/O4FVVt
【短文韓食紀行043】アイスホンシ/아이스홍시(慶北・清道)/熟柿アイス。清道郡の特産品である柿を、完全に熟した状態で凍らせて作る。食感はシャーベットに近く、口の中ではとろとろに溶ける。全国的に広く市販されている人気商品。http://bit.ly/SxG18T
【短文韓食紀行044】マンゲトク/망개떡(慶南・宜寧)/イバラ餅。小豆餡を入れた蒸し餅をサルトリイバラの葉で包んだもの。日本のカシワ餅(またはイバラ餅)に酷似しており、日本から製法が伝わって定着したとの説がある。http://bit.ly/Sp44bN
【短文韓食紀行045】トンネパジョン/동래파전(釜山・東莱)/東莱式ネギ焼き。たっぷりの葉ネギに牡蠣、エビなどの魚介類を加え、米粉と餅粉を混ぜた生地でゆるめに焼く。溶き卵で全体をとじた後、フタをして蒸し焼きにするのが特徴。http://bit.ly/Sy4GKg
【短文韓食紀行046】コムチグク/곰치국(江原・東海)/クサウオのスープ。ぶつ切りのクサウオを古漬けキムチと煮込んで作る。東海岸沿いの各地域で食べられるが、東海市内では墨湖港に専門店が多く、朝食メニューとしても人気。http://bit.ly/UGo3hR
【短文韓食紀行047】シンダンドントッポッキ/신당동떡볶이(ソウル・新堂洞)/新堂洞式のトッポッキ(餅炒め)。餃子やゆで卵、ラーメンなどたくさんの具を加え、鍋料理のように即席で作る。食後にソフトクリームを食べるところまでが定番のコース。http://bit.ly/OEgZWu
【短文韓食紀行048】メルクク/멜국(済州)/カタクチイワシのスープ。丸ごとのカタクチイワシに、たっぷりの白菜と青唐辛子を加え、シンプルに塩で味付けをする。メル(멜)はカタクチイワシ(멸치)の済州島方言。http://bit.ly/T3OOAN
【短文韓食紀行049】チュクスンフェ/죽순회(全南・潭陽)/タケノコの和え物。料理名は「タケノコの刺身」だが、実際はフェムチム(刺身和え)風に作った料理の意。茹でたタケノコを生野菜とともに酸味の利いた甘辛いタレで和える。http://bit.ly/SztfXr
【短文韓食紀行050】キョドンポプチュ/교동법주(慶北・慶州)/校洞法酒。慶州の崔家一族に伝わる餅米を原料とした醸造酒。韓国に3種しかない、国指定の重要無形文化財銘柄。醸造元でしか販売しないため、しばしば幻の酒とも評される。http://bit.ly/QJE9ci
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