「ぱんぎょ すていしょーん!」
と思わずテンション爆上げで撮った写真。
韓国のあちこちに行きたい町というのはありますが、
その中でも個人的な思い入れの強い場所でした。
その理由というのが……。
「パンギョ=板橋」
という板橋区民にとっては親近感あふれる地名だからです。
日本も韓国も漢字を使うので、ときおりこういうことがあるんですね。
ちなみにこの「板橋駅」は、地元の町名が板橋であることに由来。
住所でいうと、京畿道城南市盆唐区板橋洞となります。
さらに、その板橋洞の由来を調べてみると、
百科事典には、
「村の前を流れる川に板の橋がかかっていたことから」
とあってまた興奮。
これ板橋区の命名由来とまったく同じですね。
板橋区を流れる石神井川に、板の橋がかかっていたことから板橋。
現在も板橋区本町に、板橋という名前の橋がしっかりあります。
そりゃあもう、興奮にまかせて……。
あちこち板橋の写真を撮ったってもんですよ。
でも、悲しいかな、韓国の板橋は開発が始まったばかりで、
これ駅前を撮影したものなんですけど……。
まー、気持ちいいぐらいなんにもないところでした。
ビルの建設は進んでいるので、もうしばらくしたら、
人も増えて、店も増えて、賑やかな町になるんでしょうね。
そもそも、この板橋駅を走っている新盆唐線というのも、
昨年10月に一部開通したばかりの、新しい路線ですからね。
それでも江南駅からわずか4駅という、たいへん便利な場所なので、
将来のベッドタウンとしておおいに期待されている地域です。
ちなみに僕がこの板橋を訪れたのは……。
駅から車に乗ってさらに15分ほど行ったところにある、
素晴らしい眺めのお宅にお邪魔するためでした。
昔からお世話になっている料理研究家の先生がこちらに引越し、
「1度遊びに来なさい!」
ということで、足を運んできた次第です。
江南駅から正味1時間もかからないような距離で、
こののどかすぎる光景というのは、たまらないですねぇ。
先生が造ったもち米のお酒を頂きつつ……。
じっくり煮込んだコムタン(牛スープ)に舌鼓を打ちました。
「ヤンとコンジャソニとカルビを煮込んだコムタンだからね!」
というセリフにヨダレが滝のように流れた次第。
さすがは先生、ただのコムタンではなかったですね。
・ヤン(牛の第1胃、ミノ)
・コンジャソニ(牛の直腸の脂肪の多い部分、テッポウの一部)
・カルビ(牛のあばら肉、カルビ)
といった感じの部位分けになります。
板橋区民としては、このうえない幸せを満喫した板橋訪問。
声をかけてくれた先生に、深く感謝したいと思います。
4 Responses to 板橋区民が韓国で板橋に行ってきた話。