タイトルは下記の記事からの続きにしました。
たぶん、今後もこういった記事があるだろうということで。
ここしばらくの間に飲んだ新しいマッコリ一覧。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1171.html
『珠玉のマッコリ 徹底ガイド』では100銘柄を紹介しましたが、
それ以降も続々と新商品が出てきて、留まることを知りません。
たぶん120~150銘柄ぐらいが日本で流通していることでしょう。
このブログでも、飲んだマッコリを紹介していますが、
『珠玉のマッコリ 徹底ガイド』以降でこれだけあります。
・冬のソナタマッコリ(ゴレスジャパン/韓国)
・大江マッコリ(世世/韓国)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1139.html
・全州生マッコリ(全州ジャパン/韓国)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1147.html
・唐草まっこり(浜地酒造/福岡県)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1150.html
・飛騨マッコリ(渡辺酒造店/岐阜県)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1153.html
・マンゴーマッコリ(グラッツ/韓国)
・ドクターブルーベリーマッコリ(グラッツ/韓国)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1163.html
・牛角マッコリ(中埜酒造/愛知県)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1170.html
・マッコリ(菊水酒造/高知県)
・善徳女王マッコリ(?/韓国)
・愛香マッコリ(東京船舶食糧/韓国)
・クジポンマッコリ(太陽商事/韓国)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1171.html
・柘榴マッコリ(巨林ジャパン/韓国)
・梅マッコリ(巨林ジャパン/韓国)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1176.html
・うさぎのダンス(吉久保酒造/茨城県)
・虎ドンドンジュ(大坪酒造店/岐阜県)
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1178.html
いやはや、本当にすごい数ですよね。
僕も負けずに飲んでいるつもりではありますが、
時代に追いつけているかは、正直難しいところです。
で、本日紹介するマッコリがさらに4種類。
冒頭の写真は、麻布の酒販店で見つけた「博多まっこりぃ」。
店頭で無料試飲をしており、即座に購入しました。
福岡県にある「いそのさわ」という蔵が造っています。
博多といえば「唐草マッコリ」がすでにありますが、
釜山から近いだけに、マッコリへの関心も高いんですかね。
味わいとしては、
「ん、甘酒?」
という柔らかい甘さが特徴。
これまで飲んだ感じでは、日本酒の蔵がマッコリを造ると、
どぶろくか、甘酒か、飲むヨーグルトかのどれかに似るようですね。
「お、マッコリ!」
という銘柄にはなかなか出会えません。
まだまだ日本では試行錯誤中の新しい酒なので、
当面はそのギャップを楽しむのも面白いように思います。
こちらは一転、どぶろくっぽいハードな味でした。
新潟県の越つかの酒造が造る「雪の雹」という銘柄。
新潟県産の米を100%使った地マッコリです。
僕はその触れ込みを見て、ネットで購入したのですが、
実際に届いてみて、ふと気付いたことがひとつ。
「ん、ラベルにマッコリの文字がない?」
アルコール度数は6%とマッコリに合わせていますが、
ビンを見ただけでは、それがマッコリとは気付きません。
ラベル全体を、よーく舐めるようにして見たところ、
ようやく「雪の雹」という文字の上に、
「Japan Makkolli」
と書かれているのを発見。
上の写真でも、わずかに見えるかと思います。
せっかくマッコリとして新しく造るのであれば、
もっと前面にマッコリを押し出せばいいのに……。
とも思いますが、それぞれ営業戦略もあるのでしょう。
こちらは韓国から輸入されてきたマッコリ。
「家門の栄光」という名前の覆盆子マッコリです。
ラベルの右上に顔写真があるのに気付くと思いますが、
この方はオーナーであり、俳優でもあるチョン・ノミンさん。
同名のドラマに出演しており、そこから名前を取ったそうです。
ちなみにこれを輸入販売しているのは……。
長寿韓酒房四ッ谷店
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1145.html
長寿韓酒房銀座店
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1097.html
これらの店を経営している会社。
ここで飲める「梨酒」は、梨マッコリの傑作だと思っています。
ただ、こちらの覆盆子マッコリはちょいと甘い印象。
味が甘いというよりも、香りが甘い系統のマッコリでしたね。
カクテル感覚で飲みたい人にはいいかと思います
本格マッコリを求める方にはこちらがよかったです。
変わった名前ですが「愛濁海」と書いて、
韓国語では「エタゲ」と読ませるようです。
どこかキワモノっぽいラベルで躊躇しましたが、
飲んでみると、意外にもバランスのよい生マッコリ。
すっきり飲みやすく、フレッシュな発泡感もあるので、
ぐびぐび飲みたい方には、ぜひおすすめしたいです。
といった感じに、ここしばらく飲んだマッコリの一覧。
きっとまだまだ新しい商品は出てくるはずなので、
なんとか頑張って、ついていくよう努力したいと思います。
2010年はマッコリ元年。そして来年はさらなる飛躍の年。
どこまでこのブームが拡大するのか非常に楽しみです。