春頃から話題が出ていた「冬のソナタマッコリ」。
写真はマッコリガイドの制作中にサンプルを撮ったものですが、
いよいよ少しずつ市場にも出回ってきた模様です。
先日、飲食店の取材に行ったら、すでにメニューに載っていました。
今後はこういう韓流タイアップ銘柄も増えるでしょうね。
タレントを全面に出したマッコリもいずれ出てくるはず。
どんな流れになるのか、期待を込めて見守りたいと思います。
ちなみにこの冬のソナタマッコリ。
試飲させて頂きましたが、なかなか本格的な味です。
何しろ造っているのが、富者シリーズで有名な惠正ヌルク都家。
酒らしさと米の風味を前面に出したハードな味わいが特徴です。
冬のソナタマッコリも、飲んだ瞬間にアルコールを感じ、
やがて後味として米の風味が香る、との印象でした。
個人的にはかなり好きな系統のマッコリですが、
ドラマのイメージに合っているかは、ちょっと疑問ですね。
仮にこの名前で韓流ファンをターゲットとするのであれば、
もっと口当たりの柔らかな、甘いマッコリでもよかったのかなと。
そのあたり、どんな反応が出るのか今後が気になるところです。
そして、もうひとつ。
マッコリガイドからこぼれた銘柄を発見しました。
僕らは本当に頑張ってマッコリカタログを作ったのですが、
このご時世、新商品ってどんどん出てくるんですよね。
お店の取材をしていて、これが出てきたときは、
「あー、もう追い越されたか……」
という気分になりました。
こちらは忠清北道の堤川市で造られているマッコリとのこと。
加熱処理をした米マッコリで、甘さがかなり強めに出ています。
系統としてはJINROマッコリに近い印象でしたね。
甘めのマッコリが好きな方には、好まれると思います。
とりあえず写真があるのは、この2点だけですが、
ほかにも新商品情報がどんどん入ってきています。
韓国系の企業も下半期に向けて本腰を入れているようですし、
マッコリ戦国時代は、さらに加熱していきそうですね。
どんな銘柄、話題が登場してくるのか非常に楽しみ。
メディアの注目も、徐々に高まっているのを肌で感じます。
なお、『珠玉のマッコリ 徹底ガイド』を仕掛けた側からは、
ブームの拡大に向けて、
「マッコリーヌ」
なる造語を展開させようと努力中の様子。
全国のホルモンヌを、新境地に導かせたいとの狙いでしょう。
でも、そうなると韓食系男子の立場がないんですよね。
マッコリーヌが増殖していったところで活躍できる、
マッコリスト、もしくはマッコリエを目指したいところ。
来たる日に向けて、情報収集に努めたいと思います。
2 Responses to 「冬のソナタマッコリ」登場。