韓国の友人が旅行で日本にやってくる。
これを僕らの間では「嵐の到来」と表現します。
おそらく僕らでなくとも、同じような経験のある人は、
この表現を心から納得してくれることでしょう。
旅行期間中は自分の予定、プライベートな時間をすべて放棄し、
即席ガイド兼通訳としてアテンドにかけずり回ることになります。
今回のゴールデンウィークには3人の友人がやって来ました。
いい機会なので、考察としてまとめてみたいと思います。
まず、韓国人から日本に来るという連絡があった場合、
即座に以下のような点をきっちりと確認する必要があります。
・日程(いつ来て、いつ帰るのか)←重要!
・目的(仕事なのか、旅行に来るのか)
・場所(東京に来るのか、他地域へも行くのか)
・人数(何人で来るのか)←重要!
・関係(一緒に来る人はどんな人なのか)←重要!
・趣旨(日本で何がしたいのか、目的があるのか)←重要!
特に大事な部分に「←重要!」をつけておきました。
日程などは「今週末」とか「明後日」というケースもありえます。
自分の予定を前もって片付けておくなど準備も必要。
日程の確認は何よりも重要な確認事項です。
また人数いかんでは、サブスタッフを頼む必要も出てきます。
5、6人といった団体を1人でアテンドするのは非常に疲れます。
共通の友人などに声をかけて、こちらの準備も整えます。
また一緒に来る人との関係も聞いておくとベターです。
旅行の場合は友人か先輩・後輩がほとんどですが、
出張といった場合は、職場の上司や取引先の人と来ることもあります。
食事場所の選択や言葉遣いに配慮する必要が出てきます。
相手の年齢によってはこちらがご馳走する場面も出てきますので、
友人、後輩であってもある程度の情報は得ておいて損はありません。
また趣旨ですが、出張はともかく旅行の場合は重要です。
何か目的があればよいですが、特に何も考えずに来る人もいます。
こちらに丸投げで「よろしく!」となることも少なくありません。
観光コースの選定から、交通手段の確保、食事場所の確定まで、
八面六臂の活躍でアテンドをしていくことになるからです。
といったあたりを踏まえて今回やって来た友人は……。
・女性2名(どちらも留学時代の友人、旅行で1週間)
・男性1名(同じく留学時代の友人、旅行で1週間強)
全員同じコミュニティのメンバーですが、女性陣と男性は別の旅行。
たまたま日本に来る時期が同じになったという偶然でした。
女性陣は東京を中心に近郊都市も目指したいというイメージ。
男性は東京から大阪・京都、札幌への移動を含む予定で来ました。
ただし男性からは事前に2泊3日の東京出張と聞かされており、
到着後の話で、なんと1週間強の旅行だということが判明しました。
サプライズのつもりだったみたいですが、なんとも迷惑な話。
考えていた予定が崩壊しかけ、正直ブチ切れる寸前でした。
くれぐれも日程の確認だけはしっかりしたいところです。
2 Responses to 韓国から来る嵐の考察(1)