もう、1週間以上も前の話になりますが、
10月3日は秋夕(旧暦8月15日、韓国のお盆)でした。
ご先祖様をおまつりして、新米で作ったお餅を捧げる日。
一方、日本では中秋の名月を拝む日でもあります。
某漫画家の先生から、
「家で観月会をやるよー!」
とお誘いを頂いて、ご自宅まで足を運んできました。
先生とお会いしたのはちょうど2年前の年末でしたか。
飯田橋にある韓国料理店での食事会を皮切りに、
夫婦ともども、親しくお付き合いをさせて頂いております。
あまりに著名な方なので、これまでは名前を伏せておりましたが、
「あー、まったく問題ないよ」
という話でしたので書いちゃいますか。
代表作に、
「ミスター味っ子」
「将太の寿司」
「喰いタン」
といった作品のある寺沢大介先生。
現在はイブニングで「ミスター味っ子II」、
ビッグコミックオリジナルで「修理(なおし)もん研究室」を連載中です。
過去には「将太の寿司」の番外編として韓国編を描いたり、
「食客」のホ・ヨンマン先生と対談を行うなど、韓国との関わりも深い方。
中でも「将太の寿司」は「ミスター寿司王」として翻訳され、
韓国でも知らない人はいない、ぐらいの知名度を誇っております。
日中は雨がパラつく不安定な天候でしたが、
夕方からゆるゆる飲み始めると、だんだん雲が晴れていい感じに。
雲の合間から顔を出す満月は、予想以上に明るかったですね。
おかげさまで風流な気分に浸ることができました。
お団子も配置されて雰囲気充分。
料理は先生の奥様が作ったものに加え、
参加者がそれぞれ少しずつ持ち寄りました。
なんだかずいぶんとご馳走だらけでしたね。
お月見っぽい感じの練り物があったり……。
これまたお月見料理であるサトイモの煮物など。
ローストビーフに……。
筑前煮。
牛スジ煮込みなどなど。
こういうホームパーティっていいですよね。
各家庭の味があるので、いい勉強にもなります。
我が家はいつも韓国料理ですけどね。
最近、近所にある「丸萬商店」で豚バラ肉のブロックを買うと、
皮付きで買える、という素晴らしい事実に気付きました。
クニクニとした皮の食感も楽しめる、本格的な茹で豚ができます。
そこに茹で白菜とサンチュ、エゴマの葉を用意して、
自家製のサムジャン(包み味噌)を添えて持参しました。
なお、中央の白菜キムチも「丸萬商店」で購入。
韓国式の精肉店と韓国食材店を兼ねたようなお店ですが、
家の近所にこういう店があると本当に助かります。
シメには炊き込みご飯が登場。
結局、終電ギリギリぐらいまでのんびりさせて頂きました。
料理だけでなく、美味しい日本酒もたっぷり頂いて大満足の1日。
幸せな時間をありがとうございました!