3月17日(日)は新大久保「テ~ハンミング」にて会食。ママさんが張り切って特別コースを用意してくださいました。まず登場したのがカンパチの刺身と……。
【韓国の旬メシ126】モンゲフェ(ホヤの刺身、멍게회)。ホヤは春から初夏にかけてが旬ですね。刺身のほか塩辛、ビビンバでも食べます。
ケジャン(ワタリガニの薬味ダレ和え、게장)、クルジョン(牡蠣のチヂミ、굴전)と続いた後に、すっかり店の名物となったモドゥムジョン(チヂミ盛り合わせ、모듬전)。白身魚、キムチ、エホバク(韓国カボチャ)の3種類です。エホバクが実に甘かったですねぇ。キムチチヂミも刻んだイカが入って食感軽快でした。
ホタテ貝柱のグリルにミニトマトとシシトウを添えて。「テ~ハンミング」ではケータリングや韓国式の仕出し弁当も得意としていますが、彩りの面からも定番となっている逸品です。隣ではキソカンくんが恍惚とした表情で「ホタテ肉厚っ!」と感激の声を漏らしていました。
カボチャをくりぬいた器に盛ったカルビチム(牛カルビの煮物、갈비찜)。牛カルビも大根もニンジンもほろほろに柔らかく味が染みていました。そんな中、本田朋美さんが、むしろカボチャの皮目まで極薄にくり抜いた丁寧な仕事に関心していたのは、さすが料理研究家と言えましょう。
アワビ、テナガダコを加えた超豪華サムゲタン。しかもひとりひとつ。とんそく子さんがすかさず直列に並べて迫力の写真を撮っていましたが、それを逆側からさらによすみまりさんが写すという写真職人同士の応酬が印象的でした。HANAのツイートに載っていますよ。
サムゲタンが出て終わりかと思いきや、さらにもうひとスープ登場。
【韓国の旬メシ127】タルレネンイテンジャンクッ(ノビルとナズナの味噌汁、달래냉이된장국)。この時期によく見かけますが、どちらか単独でも充分に春を感じさせる食材ですね。それがダブルで入る贅沢さでした。
なお、「テ~ハンミング」では4月14日(日)に焼肉をテーマとした食事付き講座をします。まだまだ募集中ですので、日程の合う方はぜひご検討ください。
そしてもうひとつ。今年度からNHK「まいにちハングル講座」のテキストに口絵とコラムの連載を持つことになりました。地方料理がテーマで第1回目は大邱。昨日の場で、大邱市観光広報委員であるポテサラ男爵さん、ビョンさんにご報告できてよかったです。
店名:テーハンミング
住所:東京都新宿区大久保1-12-27
電話:03-5292-4448
<過去のまとめ>
韓国の旬メシ001~050
https://www.kansyoku-life.com/2018/12/21749.html
韓国の旬メシ051~085
https://www.kansyoku-life.com/2018/12/21801.html
<お知らせ>
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ソウル、釜山で味わえる、もう1歩奥に踏み込んだ韓国グルメを紹介しています。