【韓国の五輪メシ001】ファンギ(キバナオウギの根)のエキスを加えて鶏肉と野菜を炒めた、ファンギタッカルビ(황기닭갈비)。ファンギはアルペン競技を行う旌善の特産品で、強壮、止汗、疲労回復などの効果がある韓方材です。
【韓国の五輪メシ002】干しダラをスープにした、ファンテヘジャンクッ(황태해장국)。野外で自然乾燥させる干しダラは平昌の特産品です。あっさりした中にも滋味深いコクがあり、朝ごはんにもぴったりのスープです。
【韓国の五輪メシ003】押し固める前の豆腐に薬味醤油をかけて食べる、スンドゥブ(순두부)。スケート競技を行う江陵の名物料理です。にがりのかわりに海水を汲み上げて使っているのが特徴。草堂豆腐と呼ばれます。
【韓国の五輪メシ004】トウモロコシで作る短い麺料理、オルチェンイグクス(올챙이국수)。アルペン競技を行う旌善の郷土料理で、オルチェンイはおたまじゃくしを意味します。素材として使うのではなく、見た目が似ているから。
【韓国の五輪メシ005】クロソイのアラでダシをとったワカメスープの、ウロクミヨックッ(우럭미역국)。スケート競技が開催されている江陵の名物料理で、江門港の江門活魚刺身タウンにて食べられます。朝ごはんにもぴったり。
【韓国の五輪メシ006】そば麺を冷たいスープで味わう、マッククス(막국수)。五輪開催地である平昌(蓬坪地区)の郷土料理。牛ダシやキムチの汁をスープにするか、麺に辛味ダレを絡めて混ぜて食べるピビムマッククスもあります。
【韓国の五輪メシ007】スルメイカと豚バラ肉を炒めた、オサムプルコギ(오삼불고기)。平昌の競技会場にも近い横渓地区に専門店が集まっています。「オ」ジンオ(スルメイカ)と「サム」ギョプサルでオサムと略します。
【韓国の五輪メシ008】ジャガイモを団子状にまとめてスープに入れた、カムジャオンシミ(감자옹심이)。スケート競技が盛り上がっている江陵の郷土料理です。つるんとして、もっちりして、中はちょっとざっくりの食感。
【韓国の五輪メシ009】やや太めのそば麺を味噌仕立てのスープで味わう、コットゥンチギグクス(콧등치기국수)。アルペン競技を行う旌善の郷土料理です。料理名は麺のコシが強く、跳ねてピンと鼻を打つ麺という意味。
【韓国の五輪メシ010】タナカゲンゲという魚をジャガイモなどと蒸し煮にした、チャンチチム(장치찜)。江陵の注文津港に有名店があります。タナカゲンゲは山陰地方で、ばばぁとか、ばばちゃんと呼ばれていたりもします。
※011はヌケ
【韓国の五輪メシ012】そば粉のクレープでキムチや春雨を巻いた、メミルチョンビョン(메밀전병)。そばの名産地である平昌(蓬坪地区)の名物です。同じく名産のそばマッコリを頼んで一緒にやっつけると至福。
【韓国の五輪メシ013】アザミの葉を炊き込んだごはんの、コンドゥレバプ(곤드레밥)。山間部にあって山菜、野草が豊富な旌善の名物料理です。炊きあがり、釜のふたを取ったときの青々とした香りが最高。少量の薬味醤油とともに。
【韓国の五輪メシ014】種籾を用いカボチャやヨモギを入れた蒸し餅の、シジョンジトク(씨종지떡)。江陵の旧家、昌寧曺氏の家系に伝わる伝統料理で、田植えの時期に振舞ったものです。かのヨン様も著書にてご紹介の逸品。
【韓国の五輪メシ015】平昌名産の大関嶺韓牛を焼肉に仕立てた、ハヌプルコギ(한우불고기)。平昌五輪のためにエドワード・クォンシェフが開発した2018特選メニューのひとつです。味噌とマヨネーズのソースがポイントとか。
【韓国の五輪メシ016】チョウセンヤマボクチの葉を混ぜ込んだ餅の、スリチィトク(수리취떡)。旌善で親しまれる伝統餅です。アンコを入れたものと、入れないものの2種類があり、表面にはゴマ油を塗って仕上げます。
【韓国の五輪メシ017】ハタハタを鍋に仕立てた、トルムクチゲ(도루묵찌개)。江陵をはじめとした東海岸地域で食べられる冬の料理です。メスが卵を持つ11月から12月上旬がもっとも人気のあるシーズンで、焼き魚でも美味。
※017で終了