神宮前「モランボン神宮前」~焼肉のたれジャンに豚肉用のみそ味が新登場。

16032301br

 モランボンから新商品が出るたび、メディア関係者の特別試食会に招待いただいております。これまでにも家庭向けの「キムチチゲ用スープ」や、「塩ジャン 焼肉のたれ」を紹介してきましたが、今回は塩に続いての第3弾で……。

みそジャン 焼肉のたれ」(写真左)

 しかも豚焼肉用というのが興味深いですね。

 しばらく前まで豚焼肉というと牛焼肉の代用というイメージでしたが、サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉、삼겹살)のような韓国式の豚焼肉が広く知られるようになり、家庭でも豚焼肉の頻度が高まっているのだそうです。

 家庭での豚焼肉をより美味しくという商品で、実際に自宅でも試してみましたが甘味濃厚、コク濃厚。我が家ではとんかつ用の豚ロースで試してみましたが、厚木名物のとん漬けを思わせる香ばしい仕上がりとなりました。

 また、隣に並んでいるステーキソースと生姜焼きのタレも同時発売。

 こちらもミスジのかたまりなんかを買ってきて試してみましたが、おかげさまで家族みんな大喜びでした。モランボンのたれは「ジャン」に代表されるように無添加、要冷蔵がいちばんのウリ。焼肉店で提供する味そのままに、素材の風味を活かすというのが哲学だそうです。

16032302br

 なんて話を伺いつつ、試食会では「モランボン神宮前」の新作コースも賞味。3月2日から始まった「炭火焼肉コース」(1人前1万2000円、税・サ別)をひと通りいただいてきました。

 まず並んだのが、

・本日のお粥 ※この日はホバッチュク(カボチャ粥、호박죽)
・水キムチ(물김치)
・季節の前菜盛り合わせ

 という3品。

 前菜は、丸皿の上にトゥブミョンナンチム(豆腐と明太子の蒸し物、두부명란찜)と、右下に乾燥させたシラヤマギクのナムル、左下にコシアブラのナムルが出ていました。

16032303br

 冷やして味わうサラダ感覚のチャプチェ(春雨炒め、잡채)。

 細くて食感のある春雨を用い、サヤエンドウ、パプリカ、ニンジンといった野菜をそれに合わせて極細の千切りにしていました。ひんやりさっぱりと食べられていいですね。

16032304br

 ボタンエビにケジャン(カニの薬味ダレ漬け、게장)のタレを絡めた、セウケジャン(새우게장)。

 僕は「モランボン神宮前」というとまずこの料理が思い浮かびます。毎度、これが楽しみで試食会に参加する……といったら本音がダダ漏れすぎですかね。手前にあるスプーンを首元に突き立て、脳天のミソをかき出して、タレや卵と絡めながら味わうと絶品。幸せの一言です。

16032305br

 そして、今回もジョン・ホド料理長が登場。

 炭火焼肉コースというからには焼肉がメインですよね。脇のパイプが備長炭の煙を吸ってくれる高性能な焼き台で……。

16032306br

 厚切りのタンモト。

16032307br

 醤油漬けニンニクを載せたシンシン。

16032308br

 ニンニクの茎を加えたコチュジャンと白髪ネギを添えたミスジ。

 さらにはカイノミ、上ハラミという全部で5種類の贅沢な炭火焼肉を堪能させていただきました。どの部位も身悶えせずにいられないほど美味しかったです。

16032309br

 食事メニューはごはんとウゴジクッ(菜っ葉のスープ、우거지국)。

16032310br

 さらにはひと口サイズの冷麺(냉면)も出ました。このちょっとが嬉しいですね。

16032311br

 デザートはきな粉、黒ゴマ、松の実の三色団子(경단)。後ろのお茶はトゥングルレ茶(アマドコロの茶、둥굴레차)でした。

16032312br

 そして、いつも通りたくさんのお土産をいただいたのですが、うっかり油断していたら写真を撮る前に「ジャン 焼肉のたれ」と「かんたんピクルスの素」は食卓に上がっていました。

 毎度、試食会を楽しみにしているのは僕だけではないのです。

モランボン
http://www.moranbong.co.jp/

店名:モランボン神宮前
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8エムズ原宿地下1階
電話:03-6419-1775
http://www.moran-bong.com/jingumae/

 

→韓食生活のトップページに戻る

→最新記事の一覧を見る



Comments are closed.

 

 
 
previous next