明けましておめでとうございます。
そして、セヘポンマニパドゥセヨ(新年の福をたくさんお受けください、새해 복 많이 받으세요)。2015年も八田靖史と韓食生活を宜しくお願い致します。
さて、昨日まで連続で年末企画をアップしたにもかかわらず、このサイトには年始企画というのもありまして、毎年なにかしらの温めていたネタを披露することとなっています。今年はタイトルにも書きました通り……。
「韓国料理ハンター試験(2015年ver.)」
ということでいこうかなと。
大元である韓国料理ハンター試験については2012年元旦の記事をご覧いただくとして、とりあえず今年のリストをコチラからダウンロードしていただきたいと思います。
例によって、エクセルファイルが落ちてくるのですが、記載されているのは韓国全地域の市郡名。ソウルを含む8ヶ所の特別市、広域市と、各道の市郡がずらりと並んでいます。
これを見て何をするかというと……。
「食べ歩いた地域を塗りつぶそう!」
ということです。これまでのハンター試験が料理を対象としていたのに対し、2015年バージョンでは地域をハンティングしていこうということ。現状、全部で162の市郡がありますので、それをどれだけ制覇したかを視覚化しようとの試みです。
ちなみに僕の場合は……。
・特別市等/8市郡中、7市郡制覇/制覇率87.5%
・京畿道/31市郡中、14市郡制覇/制覇率45.2%
・江原道/18市郡中、13市郡制覇/制覇率72.2%
・忠清北道/12市郡中、4市郡制覇/制覇率33.3%
・忠清南道/15市郡中、9市郡制覇/制覇率60.0%
・慶尚北道/23市郡中、7市郡制覇/制覇率30.4%
・慶尚南道/18市郡中、9市郡制覇/制覇率50.0%
・全羅北道/14市郡中、9市郡制覇/制覇率64.3%
・全羅南道/22市郡中、7市郡制覇/制覇率31.8%
・済州道/2市郡中、2市郡制覇/制覇率100.0%
・合計/162市郡中、81市郡制覇/制覇率50.0%
ということで、きっかり5割を制覇。
制覇率を見ると、慶尚北道、全羅南道、忠清北道、京畿道あたりが弱いとわかるので、次はそちらの方面に行ってみよう、といった使い方ができます。
やり方は簡単で、「あなた」と書かれた列に「★」マークをコピペしていくだけ。また、使い分け用として「☆」マークもあり、これはその地域に行ったけど食事をしなかったという場合につけています。すると右の表に、「食制覇(その土地で食べた)」と「エリア制覇(食べなかったけど足を運んだ」というふたつのまとめができあがる仕組み。
特に細かいルールは設けませんが、一応「単なる通過」は除外してください。
ソウルからKTXに乗って釜山まで行くだけで、その沿線全部を「☆」にしてしまっては面白くないですからね。その土地に降り立って何か(観光とか、ビジネスとか、雑用であったとしても)をしたら「☆」、食事もしたら「★」という使い分けです。
なお、このリストは「第1回ハリアナコリア」で使ったものの改良版。
そのときは「何市郡行ったか?(エリア制覇)」という趣旨だったため、栗原景さん、吉村剛史くんに惨敗したのですが、「何市郡食べたか?(食制覇)」だったらさすがに勝てるだろうということで、無理やり自分の土俵に持ち込んだ大人げない企画でもあります。
正直、どれだけの人に意味があるのかわからないような企画ですし、食に限らずマーキングしていただくのでもよいのですが、地方旅に興味のあって正月うんとヒマな方は試してみてください。
あと、さらにもっとヒマな人は本来の「韓国料理ハンター試験」に再チャレンジしていただくのでも。僕も試してみたところ、今年は初級編で1ポイント、上級編で4ポイントの上積みがありました。
・初級編:147ポイント
・中級編:137ポイント
・上級編:131ポイント
という2014年末までの成績です。
どこまでもマニアのためのお遊び……というかもはや自分のための自己満足ですね。ええ、はい、自分でもよくわかっています。