「ジャン 焼肉のたれ」「塩ジャン 焼肉のたれ」
今年35周年を迎える「ジャン」の新バージョンが出ると聞き、
昨日開催された記者発表会にお邪魔してきました。
その新商品というのが、写真右側……。
「塩ジャン 焼肉のたれ」
ですね。
従来の醤油ダレに、塩ダレが新たに加わりました。
来週末、2月1日からの発売になるそうです。
思えばこの「ジャン」との付き合いは僕がまだ高校生の頃。
当時、スーパーの精肉売場でアルバイトをしていたのですが、
その頃から人気商品として「ジャン」は棚に並んでいました。
学校が終わって出勤すると商品補充や賞味期限のチェック。
その頃からやたら売れて補充に忙しかったのが、
今にして思えばモランボンの「ジャン」でした。
僕の働いていた売場では当時パウチタイプの商品が主流。
売れて数が減ると、商品がずるっと寝そべってしまうので、
しっかり補充をして立たせておくのは重要な仕事だったのです。
記者発表の冒頭、社長の挨拶があり……。
「ジャンは発売当初から要冷蔵の生でした」
「従来のタレ売場ではなく、精肉売場で肉と並べて売りました」
「これは当時としては画期的な手法だったんです」
と語っておられ、
「うんうん、そうだった、そうだった」
とひとり懐かしさに心震えていたのでした。
まあ、僕が働いていたのは90年代の前半であり、
画期的という「ジャン」の歴史はもっと前からなんですけどね。
発売開始はなんと、1979年2月なのだそうです。
んー、ロングセラーですねぇ。
ご挨拶と商品説明の後は、待望の試食タイム。
写真左で自ら肉を焼いていらっしゃるのが社長です。
「昔はスーパーでよくやったんですよ~!」
なんておっしゃっていましたが、贅沢なおもてなしでしたね。
牛カルビの上に載っているのが新商品の「塩ジャン」。
白く見えているのはシャキシャキ感を活かしたタマネギです。
こちらの商品も、従来通り「要冷蔵の生」にこだわっており、
素材の味を活かす、というところがポイントだそうですね。
・タマネギ(大小2種類使用)のシャキシャキ感
・レモン(非加熱)の爽やかな酸味
という部分がまずはイチオシ。
とはいえ、それ以外にも……。
・塩は山菱岩塩(深層岩塩)
・コク味としてイタリア産カタクチイワシのアンチョビ
・アクセントに粗挽きの黒コショウ
といった厳選素材が組み込まれています。
一方で化学調味料、保存料はまったくなしです。
食べてみると、まずレモンの酸味、そしてゴマ油の風味、
そこへ重なってタマネギの食感と甘味などが感じられます。
脂の強いカルビをさっぱり味わえるのも魅力でしたが、
上の写真にある牛タン……。
そして、鶏肉、豚肉との相性もよかったですね。
これは「ジャン」、これは「塩ジャン」と分けて楽しむのもいいかも。
個人的にはパリッと皮目を焼いた鶏肉との組み合わせが、
いちばんよく合っていたのではないかと思いました。
キャベツなどの生野菜にもそのまま使えるでしょうし、
アレンジの幅が広そうなのは塩ダレならではですね。
こちらはアレンジ例としてイカの刺身と豆苗の和え物。
もう1品、マグロユッケも出ていたのですが、
焼肉に気を取られて食べ逃したのは痛恨事でした。
3月に「ジャン」「塩ジャン」を使ったレシピ本が出るそうなので、
それが出たら、実際にいろいろ試してみたいと思います。
ちなみに会場となったのは「モランボン神宮前」。
韓国料理店として世界で初めてミシュランの2つ星を取り、
現在までそれを3年連続で維持していることでも有名なお店です。
・完全予約制
・1日3組限定(1組は4名以上)
・コースのみ(1万2000円~)
と、なかなかに敷居が高いうえ予約も取りにくく、
まだ足を運べていなかったので、今回はいい機会となりました。
いずれ食事を目的に、また伺わなければなりませんね。
お土産に「ジャン」「塩ジャン」とともに、
チャプチェ(春雨炒め)とキムチもいただきました。
さあ、「塩ジャン」はどうやって使おうかな。
まだ思い付きの妄想段階ですが、鶏肉が美味しかったので、
野菜、餅などと炒めて「塩タッカルビ」とかどうですかね。
近いうちにちょっと試してみたいと思います。
モランボン
http://www.moranbong.co.jp/
店名:モランボン神宮前
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8エムズ原宿地下1階
電話:03-6419-1775
営業:17:00~22:30
定休:日曜日、月曜日
http://www.moran-bong.com/jingumae/