第3回「急募!オレの韓流家庭教師(若干名)」。
略称「オレカテ」が昨日、新大久保で開催されました。
会場はいつも通り、「カナダラクッキング」のセミナー室です。
直前で少しキャンセルが出ましたが、今回の参加者も34名。
たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございます。
講師は新見寿美江さんにお願いしました。
編集者として、ライターとして長らく韓国に携わり、
特に地方の地方をくまなく回って取材をなさってきました。
その豊富な経験の中から、
「地産地消 ご当地食紀行 ~チッタスローが認めた韓国のスローシティ」
というタイトルでお話いただきました。
話の中心となったのは慶尚南道の河東(ハドン)と、
全羅南道新安(シナン)郡に属する曽島(チュンド)という島。
河東はお茶の産地、曽島は自然を生かした塩田事業を基幹産業としており、
それぞれ2007年、2009年にスローシティと認定されました。
新見さんが初めて両地域を訪れた1999年の出合いから始まり、
地域の人の関わりと、それがスローシティとしてなぜ価値を持つのか。
都市に住む立場としても、考えさせられることが多かったです。
みなさまからのアンケートが手元にあるのですが、
「満足、やや満足、普通、やや不満、不満」
との5項目に対し、わざわざ「大」を足して「大満足」にした方が3名。
他の方も、新見さんの幅広い見識と、圧倒されるほどの行動力に、
感銘を受けたというような感想が多数見受けられました。
僕自身、地方の食はもっとも需要なテーマであり、
学ぶことが多かった以上に、心に興奮の残る1日でした。
貴重なお話を聞かせていただいた新見さんに心から感謝です。
第1部、第2部を終えた後は、有志で食事会に。
新見さんのご推薦で、今回は「大使館」に足を運びました。
店が広いので、大人数での宴会にはぴったりですね。
今回も料理はコースで注文し、キムチ盛り合わせや……。
プルコギ(牛焼肉)。
チャプチェ(春雨炒め)。
トッポッキ(餅炒め)。
海鮮チヂミと、料理が一斉に出てきました。
けっこうすごい勢いでテーブルの上が料理で満たされ、
そのあたりも団体に慣れている感じがありましたね。
一方で一部のドリンクがなかなか来なかったりもしましたが。
メインは鍋料理。
写真はプルラクジョンゴル(牛肉とテナガダコの鍋)ですね。
ほかにプデチゲ(ソーセージ鍋)、キムチチゲ(キムチ鍋)なども、
選択肢として入っており、テーブルごとに選びました。
この「オレカテ」も3回目ということで顔馴染みの方も増え、
少しずつ交流の輪というのも広がってきたように感じます。
勉強としての場だけでなく、仕事に生きる人脈を広げる場でもありたい!
というのが「オレカテ」の大事な趣旨でもあります。
業界の垣根を越えて、横のつながりが広がっていけば、
次の韓流に対する大きな備えにもなっていくはずです。
……なんて真面目なことも語りながら。
第4回は2月23日(日)を予定。
募集要項を含む詳細なお知らせは近日中に出しますが、
まずは簡単にテーマと講師の先生だけご紹介させていただきます。
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<第4回「急募!オレの韓流家庭教師(若干名)>
日程:2014年2月23日(日)
講師:土田真樹(つちだまき)さん
※会場、時間、会費などは第3回と同じ
<テーマ>
「韓国映画のトレンドを読み解く」
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次回は韓国映画がテーマ。
土田さんは在韓歴20年以上にもなる映画ライターで、
それこそ韓国映画の表も裏もすべてご存じというすごい方です。
ちょうどこの時期は日本にいらっしゃるということで、
快く「オレカテ」の講師を引き受けていただきました。
映画、エンタメ好きの方はぜひご期待ください。
2次会はさらに有志で「コリアスンデ家」に。
深夜に酔いを深めて食べるこの店のスンデ(腸詰め)は……。
うん、いつ食べても格別です。
店名:大使館
住所:東京都新宿区大久保1-17-9
電話:03-3232-3339
営業:11:30~翌3:00
時間:なし
http://www.taisikan.com/
店名:コリアスンデ家
住所:東京都新宿区百人町1-3-3サンライズ新宿A
電話:03-5273-8389
営業:11:00~24:00
定休:なし
http://www.soondaezip.com/