NHK-BSプレミアム「鑑賞マニュアル 美の壺」。
本日19時30分からの放送で、テーマが「韓国家庭料理」です。
僕もインタビューに答えるなど、協力をさせて頂きました。
時間的にはちらっとだと思いますが、画面にも映ると思います。
賞マニュアル 美の壺
http://www.nhk.or.jp/tsubo/
なお、公式ページには予告動画が掲載されており、
それを見ると、新大久保「美名家」のママさんが出ています。
もろもろの撮影協力に加え、草刈正雄さんとの共演(?)もあったとか。
お店でも撮影していたので、常連さんの登場もあるかもしれません。
BSを見られる方は、ぜひチェックしてみてください。
なお、地上波しか見られないという方は、
17日(日)の午前4時30分という極めて早朝にも放映されます。
また、BSプレミアムでの再放送が19日(火)11時にも。
ちなみに冒頭の写真は壺つながりで入れたつもりですが、
よくよく考えると、韓国のハンアリは「甕」ではなかったかと。
ネットでざっと調べたところによると、
・壺=口がすぼまっている
・甕=口が開いている
といった違いがある様子。
そうすると韓国のハンアリは明らかに甕のほうですね。
でも、韓国語の辞書には、
・ハンアリ=壷、甕
とも書かれているので、まあいいやということで。
「美の壺」にちなんで、美しいハンアリの写真を並べてみました。
まず、冒頭の写真は江原道の平昌で撮った写真です。
そしてハンアリといえばマッコリの酒造でも使用。
いまはステンレスのタンクが多くなっておりますが、
老舗の酒造ではまだまだハンアリが活躍しています。
こちらが忠清北道鎮川郡の世王酒造で撮ったもの。
そしてこちらは京畿道抱川市の二東酒造です。
日本でもよく知られた「にっこりマッコリ」の蔵が、
これほど伝統方式を維持しているのはあまり知られていません。
規模の大きな蔵なので、ステンレスのタンクも併用していますけどね。
実際に現地まで見に行くと、けっこうな感慨があります。
ハンアリはマッコリを造る段階だけでなく飲むときにも活躍します。
最近はヤカン派も増えていますが、ハンアリもいいですよね。
全羅北道淳昌郡で撮ったハンアリには……。
たっぷりのコチュジャンが詰まっていました。
料理研究家の先生から頂いたオリグルジョッ。
小指の先ほどの小さな牡蠣を塩辛にしたものです。
ハンアリカルビ(壺漬けカルビ)や……。
ハンアリスジェビ(壺入りすいとん)という料理もありますね。
ふとした思いつきから画像を集めていったのですが、
予想以上にハンアリの活躍する場面は多いようです。
オチに足「ツボ」マッサージの写真を載せようと思ったのですが、
いくら探しても見当たらなかったので、ドクターフィッシュの写真です。
もはや、壺もツボもまったく関係なし。
衝撃の無オチという展開に唖然として頂ければ幸いです。
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