府中「モランボン本店」で石焼ローストビーフユッケピビンパ。

12100401.jpg

初めて来ました、府中の「モランボン本店」。

焼肉のタレ「ジャン」とか、家庭用の韓国料理商品とかは、
あれこれ買って、よく食べているんですけどね。
冷麺とか、カルボナーラトッポッキとか、ヤンニョムチキンの素とか。
定番からチャレンジ系まで、守備範囲の広さが魅力です。

この日はちょうど、府中で打ち合わせがあったため、
お店のほうに足を運ぶという初体験に恵まれました。

12100402.jpg

まあ、焼肉ではなくランチですけどね。

もちろんランチでも、肉を焼いて食べるのは可能ですが、
数あるメニューの中で、目を引いたのが……。

「石焼ローストビーフユッケピビンパ!」

なんというか、ビビンバ単独でも料理として成立するのを、
ぐんと3段階ぐらいグレードを上げたようなネーミングですよね。

「石焼!」
「ローストビーフ!」
「ユッケ!」

という畳みかけるようなインパクトについつられました。

12100403.jpg

同行した方々はユッケジャンクッパ(牛肉スープごはん)や……。

12100404.jpg

チャプチェ(春雨炒め)定食を頼んでおられました。

12100405.jpg

まあ、それでも見て頂きたい料理のビジュアルは、
なんといっても、このてっぺん部分に集約されますよね。
撮っているときは、うまく写せているか不安でしたが、
なんとか、ローストビーフっぽく見えているでしょうか。

というあたりで、みなさんにもご理解頂けていると思いますが、
「石焼ローストビーフユッケピビンパ」という料理は……。

「ローストビーフ&ユッケ」

ということではなく、

「ローストビーフで作ったユッケ」

という意味。

昨年10月から規制によって生肉の扱いが厳しくなり、
代替案として、ローストビーフをユッケ風に仕立てたものです。
それがどんな味になるのか、気になって注文した次第。

卵の部分をぷちっとつぶし、ローストビーフユッケに絡め、
ごはんと混ぜる前に、それだけを味わってみました。

なんというか、食感はきちんとローストビーフですが、
味のほうはゴマ油の香りと甘めのタレが利いて、しっかりとユッケ。
生肉の滑らかな食感こそありませんが、これはこれで美味しいですね。
また、卵黄を絡めることで、しっとり加減もアップします。

12100406.jpg

まあ、石焼きだと、混ぜているうちに熱が通っちゃうんですけどね。

12100407.jpg

一緒にサンチュがついてくるので、包んで食べてもいい感じ。
ひとつの石焼きビビンバを、いろいろな角度から楽しみました。

なお、気になって、ちょっと検索をかけてみたところ、
他店でも、ローストビーフユッケはけっこう出しているようですね。
ほかにもマグロを使う店、馬肉を使う店など、工夫はさまざまですが、
その一方で、新基準に合わせたユッケを出す店も出てきました。

焼肉店の人気商品であるユッケを今後どうしていくのか。
規制開始から1年が経過し、まだまだ悩ましい問題のようです。

店名:モランボン本店
住所:東京都府中市府中町1-7-2さくら食品館5階
電話:042-365-4121
営業:11:45~15:00、17:00~22:30(月~土)、11:45~22:30(日・祝)
定休:第2、3火曜日
http://www.moran-bong.com/



Comments are closed.

 

 
 
previous next