最近、スーパーに行くとよく見かけるのが、
このモランボンから出ているヤンニョムチキンの素。
から揚げに絡めるだけで手軽に楽しめるのがウリです。
裏面を見ると使い方が書かれており……。
1、揚げ油を170℃に熱し、下ごしらえした鶏肉を揚げます。
2、から揚げが熱いうちに本品をまんべんなくからめてできあがり。
と至ってシンプルですね。
ただ、この暑い時期に揚げ物と立ち向かうといのは、
その後の極楽(ビールグビグビプハー)を考えてもやや躊躇するところ。
もっと簡単に楽しむ方法はないかということで……。
冷凍庫に眠っていた、市販のから揚げを使うことにしました。
作り方を見ると、電子レンジ調理などもできるようですが、
とりあえずオーブントースターで表面をカリッとさせてみます。
熱が通ったら、熱いうちにタレと絡めて……。
出来上がり!
ようし、これなら簡単に楽しめますね、と喜んだのですが、
実際に食べてみると……。
「しょっぱ!」
というのが感想のすべて。
まあ、そりゃそうです。市販のから揚げは味がついているので、
その上から、ヤンニョムチキンのタレをかけたら塩分が濃いのは当たり前。
一応、タレのほうを控えめにしたつもりでしたが、
ちょっとたくさんは食べにくい濃さになってしまいました。
むむむ……。
というところで考えたのがこんな感じ。
・手間はかけたくない(自分で揚げない)
↓
・市販のから揚げを使うと味が濃い
↓
・味なしの鶏から揚げが必要
↓
・そんなのあるのか(特注?)
↓
・じゃあ、代替品を探そう
出た結論がコレ。
鶏の揚げ物で、味付けがなされていないものから、
チキンカツと、チキンナゲットの2種をチョイスしました。
チキンカツならスーパーの総菜コーナーで買えますし、
ソースをかけて食べるものなので、味付けは基本的な下味のみ。
チキンナゲットも、同様にソースをつけて食べるもので、
かつこちらも、から揚げ同様に市販品が充実しています。
で、食べてみた感想。
<チキンカツの場合>
・衣にタレが染みてソースカツのようになる
・パン粉の食感を除けば、雰囲気はヤンニョムチキンに近い
・もう少し肉汁のジューシーさが欲しい
・衣がはがれやすく、はがれるとただの鶏肉に戻る
<チキンナゲットの場合>
・衣に独特の甘さがあって味がぶつかる
・衣の部分がタレを吸ってしなしなになる
・ヤンニョムチキンらしさからはほど遠い
・バーベキューソースの亜種と考えれば可能性はあるかも
両者を比べた感じでは、チキンカツのほうに軍配。
ヤンニョムチキンそのものではないですが、近い感じにはなります。
あえてオススメはしませんが、自分ではまたやるかも、というぐらいです。
物好きな方は、ぜひ試してみてください。
5 Responses to 自宅用手抜きヤンニョムチキンを追い求めて。