プレミアムマッコリが大群でどーん!
自宅の冷蔵庫がこんな状態になっていたら、
どんなに幸せかと、写真を撮りながら思いました。
横浜「そごう横浜店」で韓流美・味展2012(1日目)。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1386.html
先日、コチラの記事でも紹介させて頂きましたが、
全羅南道咸平郡で造られる、3ヶ月の熟成過程を経た生マッコリ。
自らを喜ばせる香りと書いて、「自喜香(チャヒヒャン)」と名付けられています。
飲むヨーグルトのように、のてーっとした舌触りと、華やかな香り、
そして熟成された深みのある味わいが何より魅力のマッコリです。
アルコール度数が12%あるので、ぐいっと飲み干すよりは、
少しずつちびちび楽しむタイプのマッコリともいえましょう。
お酒の好きな方には、ぜひともおすすめしたい銘柄です。
500ミリで「3980円!」という、けっこうな値段なんですけどね。
ただ、最近知ったのですが、ネット通販で買えば、
1本2980円ということで、なんと1000円も安くなります。
2本以上買えば、さらに1本当たり500円割引なので、
1本2480円、税込でも2608円……。
MACCORURIのお店
http://item.rakuten.co.jp/maccoruri/ma10002/
マッコリとしてはそれでも充分すぎるほど高価ですが、
アルコール度数からすると、1本でも気持ち良く酔っ払える量。
自宅で楽しむのなら、奮発してもよいのではと思えてきますね。
そんなプレミアムマッコリを楽しめるコチラのお店。
横浜エリア、関内駅から徒歩3分という便利な場所にあります。
カウンターとテーブルあわせて17席という小さなお店ですが、
ふらっとひとりでも飲めるという魅力もあるようですね。
お店の方いわく、女性ひとりのお客さんもけっこういらっしゃるとか。
せっかくなのでカウンターの端っこに腰かけ1杯やることに。
いきなり「自喜香」にいくと、とめどなく散財しそうなので、
まずはもうひとつの看板銘柄、「ヌリンマウルマッコリ」を注文します。
こちらも人工甘味料不使用、賞味期限1ヶ月という本格生マッコリ。
控えめでほのかな甘さと、ミルキーなコクを感じられる銘柄です。
ちなみに醸造元は有名伝統酒メーカーのペサンミョン酒家。
サンザシのお酒「山査春」や、「デポマッコリ」などでもお馴染みです。
そしてこの、ペサンミョン酒家というメーカーはソウルに行くと、
ずいぶん面白い試みを始めている会社なんですよね。
「ヌリンマウル醸造場」という名前で各地に醸造場を作るとともに、
そこを酒販店&マッコリダイニングとして機能させています。
すなわち、その場で造った絞り立てのマッコリが飲めるということ。
その日に絞ったマッコリと、数日経過したものの飲み比べもできます。
関内の「MACCORURI」はいまのところ「ヌリンマウル」を扱う、
日本で唯一のお店であり、また代理店の役割も担っています。
いずれはぜひ、醸造場を兼ねたお店も作って欲しいですね。
料理のほうの自慢は、種類豊富な創作チヂミ。
お店の方のおすすめも伺いつつ、
・トマトアンチョビ
・キムチチーズ
・ザーサイ
という3品を頼んでみました。
チヂミっぽいかというと、もう違う料理になっている気もしますが、
スイーツ系の具など、斬新な発想もあってなかなか面白いです。
続いてのチョイスは「ウリサル新鮮マッコリ」。
こちらもペサンミョン酒家のスタンダード銘柄で、
生ではありませんが、すっきりとしたバランスのよい味わいです。
トマトとチーズを加えたトッポッキ(餅炒め)なども頂きつつ……。
最後は満を持して「自喜香」でフィニッシュ。
それぞれ個性の違うマッコリを楽しませて頂きました。
ちなみにグラス売りだと、1杯840円なので、
まずはそれを頼んで、みんなで味見でもいいかもですね。
プレミアムマッコリといっても、アルコール度数も高いので、
必ずしも万人受けするタイプのマッコリではありません。
それでも、ある程度、生マッコリを飲み慣れた人なら、
このマッコリの希少性、特殊性と、値段の関係にも納得がゆくはず。
そういう方には、ぜひ1度試して頂きたい銘柄です。
と、一生懸命持ちあげている裏には、
「もっと流通がこなれてくれば値段は下がるかも」
という話を店の人から聞いたのもありますね。
同好の士が増えれば、もっと気軽に買えるようになる。
そんな本音も、しっかり白状しておきたいと思います。
店名:MACCORURI
住所:神奈川県横浜市中区常盤町2-10
電話:045-681-2218
営業:14:00~23:30
定休:日曜日、祝日
http://maccoruri.com/kitchen/