1次会、2次会を経て、順調に酔いを重ねた一行。
そのまま流れに身を任せて、いつしか3次会へと移行します。
もうずいぶん前になってしまいましたが、この日は連休の最終日。
いくらか空いているかと思いきや、「美名家」はこの日も超満員でした。
最近は若い常連さんも増えて、いつも賑やかですね。
お腹はいっぱいなので、生マッコリを頼んで料理は軽めに。
自家製のトトリムクムチム(ドングリの澱粉を固めたムクの和え物)に……。
ケランチム(韓国式の茶碗蒸し)。
そして、ここからがたいへん重要な注文なのですが、
ここしばらく、ずっと「美名家」で敗北を喫し続けている料理があります。
それが、キムチポックムパプ(キムチチャーハン)。
酔っ払って、炭水化物が欲しくなるとは頼むのですが、
その際、お決まりのセリフが……。
「半熟の目玉焼きを載せて!」
というもの。
行きつけの店だからこそのワガママな注文ですが、
そこまで無理なことをいっている訳ではないはずです。
ちなみに、半熟の目玉焼きへのこだわりは……。
新大久保「ソウルハウス」でキムチポックムパプ。
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1279.html
こちらの記事もご参照頂ければと思います。
では、それがなぜ敗北なのかというと……。
「キムチチャーハン、半熟の目玉焼きを載せて!」
「はいよー!」
という返事の後に、しばらく待って出てくるのが……。
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こんなやつ。
いえ、美味しく頂きましたよ。美味しかったです。
でも、「半熟の目玉焼き」ではないじゃないですか。
なので、また別の機会にもリベンジとして、
「キムチチャーハン、半熟の目玉焼きを載せて!」
「はいよー!」
と注文する訳です。
そうすると、やっぱり出てくるのが……。
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こんなやつ。
いや、飾りも載ってきれいではありますけど、
これもやっぱり「半熟の目玉焼き」ではありません。
そんな、どうあっても希望通りに出てこないキムチポックムパプを、
ことあるごとに注文しつつ、実に1年以上。
花見の3次会で足を運んだこの日。
ついに!
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来たぁーーーーーーーーーー!
いやはや、それはもう幸せなキムチポックムパプでしたね。
半熟の卵をスプーンで突き崩し、軽く混ぜ合わせて食べる喜び。
3次会の酔いとともに、心から堪能させて頂きました。
それはまさしく、「勝利!」の味わいだったと思います。
そしてまた、有終の美でもあったかもしれませんね。
この目玉焼き載せキムチポックムパプを美味しく頂いて、
悪天候の中、昼間から続いた花見の宴も無事終了。
久々に新大久保をハシゴしながら飲んで、楽しい1日でした。
店名:美名家
住所:東京都新宿区大久保1-9-17寿ビル2階
電話:03-3203-4088
営業:11:30~24:00
定休:月曜日(祝日の場合は翌日)