池袋「西武池袋本店」で韓流美・味展2012(1日目)。

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初日!

この入口を見るだけで、ぐっと来るものがありますね。
昨年、ウキウキしながら毎日通った記憶がよみがえりました。
「西武池袋本店」の催事場はやはり特別な気がします。

ただ残念なのは、初日からいきなり雪だったことでしょうか。

終日、切れ目なしに賑やかで、さすがは池袋と思いましたが、
天気がよければもっと、と思うともったいない気はしました。
明日、明後日も雨予報ですが、少しでも回復して欲しいですね。

まあ、なにしろ今回も美味しそうなもの揃いで目移りします。

最初に会場をざっと見て回った感じでの第一印象は、
やはりイートイン店舗が格段に増えたということでしょう。
会場の片側がすべて店舗型になっているのですが……。

餅カフェパラム(伝統菓子、伝統茶)
宮廷焼肉千の花(参鶏湯御膳)
Korean Dining KOSARI TOKYO(美人韓食)
韓国薬膳ナルゲ(プルコギビビンバ御膳)
・ヨンヤン(石焼きビビンバ)
韓流冷麺SUNMOON(冷麺)
Vegeけなりぃ(韓国ラーメン)

こんな感じのラインナップ。
これに加えて物販をメインとしている、

Korean Organic nabi(タッカンマリ)
KollaBo(スンドゥブチゲ)

といったお店にも簡単な飲食スペースが併設されています。
まずどこから入ろうか、身悶えするほど悩ましいですね。

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まあ、実際には取材のアポイントもあったので、
まったく悩まず、すっとコチラに入ったんですけどね。

ミシュランガイドで1つ星を獲得した「宮廷焼肉千の花」。

昨年から系列店の「薬膳甘味千の花」はレギュラーでしたが、
お台場にある本店のほうが出てきたのはこれが初めてです。
今月17日には東京ドームホテルにも2号店がオープンしたとか。
いまいちばん勢いに乗っている韓国料理店のひとつかと思います。

上の写真がハーフサイズのサムゲタンを中心とした参鶏湯御膳。

塩気を控えめに抑えつつ、コクは濃厚にという印象ですね。
一緒に黒米のごはんがついてくるのでボリュームもあります。
参鶏湯御膳だけでなく、焼肉系のメニューも2品あるようですね。

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そして、2度目の昼食に「韓流冷麺SUNMOON」のチェンバン冷麺。

チェンバンというのが韓国語で「お盆」を意味しており、
この写真ではわかりにくいですが、足のあるお盆に盛られています。
もともとは大勢で食べる宴会食としての盛り付けですが、
底が平たいために具を美しく配置できるのもメリットですね。

豪華な具に、牛肉、豚肉、鶏肉を煮込んだ旨味の濃いスープ。
手打ち麺でないのが唯一残念ですが、味のバランスはさすが見事でした。
セミナーでもお話させて頂きましたが、

「冷麺は冬こそが旬!」

ぜひ冬にこそ冷麺を楽しんで頂きたいと思います。
チェンバン麺のほか、ピビン冷麺もメニューにありました。

なお、コチラのお店も2号店が浅草橋にできたようですね。
以前「KORYO」だったところが、いまは「韓流冷麺SUNMOON」だそうです。

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イートインで食べたのは以上で、以下は買って帰ったもの。
もう会場を巡っていると、財布のひもがゆるみっぱなしですね。

まず立ち寄ったのが、今回の催事で目玉となっている、
漢方医の金昭亨先生と「Korean Dining KOSARI TOKYO」のコラボ店。
美人韓食というイートインのプレート(50食限定)がメインですが、
それとともに「韓国美人茶」も金昭亨先生印の商品だそうです。

3種類ある中で「温を求める」という紹介文のあった、
「体報環茶(カラダホウカンチャ)というのを購入しました。
写真を見て頂けるとわかりますが、素材そのものですね。
ナツメ、ショウガ、シナモンを煮出して飲むお茶です。

左側は米粉で作った軽い味わいの自家製クッキー。
「ソウルの雪」という名前通り全体に粉砂糖がまぶされ、
細かく砕いたクルミがアクセントになっていました。
「韓国美人茶」のお茶受けにというセットですかね。

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銀座の「ボクデン」はヤンニョムチキンが新商品でした。
ひと口サイズに切られていますが、しっかり骨付きのチキンです。
しっかりした甘味と、香りの豊かなタレを絡めてあります。
定番の焦がし豚足とともに、おつまみにちょうどいい一品ですね。

左上にあるのは、これまた定番のネギニラじゃん。
これを買っておくと、そのままごはんに載せてもいいし、
いろいろな料理に、ちょい足しで使えて便利です。
各会場で買いましたが、見るたびに手の出る商品です。

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以前は「パンチャンデリ」という名前でしたが、
今回は「パンチャンとジョン」で出ています。
赤羽の駅ナカにできた新店の名前ということですね。

手前は店のいちばん人気という塩チャプチェ。
和風に仕上げたということでダシの味が効いています。
いわゆるゴマ油の香るチャプチェとは違いますが、
確かに日本人受けする味付けかと思います。

奥はこれまた見るとは買っているチーズ豆腐チャンジャ。
ホタテのヒモの塩辛をチーズ豆腐と和えています。
語るまでもなく酒の肴一直線ですね。

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大阪鶴橋に本店を置く「まだん」の冷凍チヂミも、
買わなきゃリストのトップにあるひとつです。

・海鮮チヂミ
・豚チーズチヂミ
・山芋とろろチヂミ

という3種をまとめ買い。
中でも海鮮チヂミはさらに改良が加えられたそうで、
生地に白身魚が練り込まれ、具にテナガダコが増えたとのこと。
それ以前にホタテ、エビが入ったチヂミですから贅沢ですね。

そして、左上にあるのはキムチ鍋の味噌。
これだけで4人前のキムチ鍋をまかなえるそうです。

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最後は「KollaBo」で売っているスンドゥブチゲの素。

10軒の店がコラボしてできているから「KollaBo」ですが、
その中のひとつが、韓国でもっとも古いスンドゥブチゲ専門店。
小公洞トゥッペギチプ」の味を家庭でも楽しめるようにと、
開発された商品が、レジのところにお目見えしていました。

アサリ、豆腐、ネギ、卵を入れる作り方が基本形ですが、
目を引くのは「よりおいしく召し上がる方法」というアレンジ。
出来上がったスンドゥブチゲを常温で10分ぐらい冷ました後、
2~3分温め直して、ごはんと一緒に混ぜることとあります。

これたぶん、店側の重要なこだわり要素なんでしょうね。
ただのアレンジではない、気持ちの伝わる提案でした。

なお、「KollaBo」も池袋、赤坂に続く3店舗目が17日にオープン。
今度はなんと銀座ということで、この店も勢いに乗っています。

というところまで書いてふと思いましたが、
本当に出展しているどの店も新しい話題があるんですね。
2号店だ、3号店だとずいぶん景気のいい話ばかり。
改めて、実力店が揃ったイベントなのだと感じます。

明日は「韓食ナラ」があるので午後は行けませんが、
朝早く家を出られるなら午前中に寄ろうかと思案中です。
イートインは制覇したいし、スイーツ関係も攻めていきたいし、
今日だけでは持ち切れなかったリピート商品もあるし。

ああ、本当になんで6日間しかないんですかね!

僕のセミナーはあと1回、最終日の25日(水)にありますが、
それまでにもまた、仕事をかいくぐりつつ顔を出したいと思います。
次のセミナーは13時から(整理券配布は12時半から)です。
お時間ある方は、ぜひ足を運んで頂ければ幸いです。



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