後半戦を迎える「エネルギッシュコリア韓流・美味展」。
7日(水)までの開催で、最終日は17時までとなっています。
土曜日、日曜日の会場はいつも以上の熱気だったようですね。
僕は日曜日、11時からのセミナー担当だったので、
午前中から午後の早い時間までいましたが、その時間も盛況でした。
おかげさまでセミナーにも多数の方に足を運んで頂きましたが、
途中で画像の順序を間違え、
「あれ、画像が一部飛んでる!」
と大騒ぎをしてしまう大失態も。
結局、画像が飛んでいるのではなく、僕の記憶が飛んでいただけで、
貴重な時間をしばし無駄にしてしまいました。
最後は駆け足状態になってしまい、本当に反省の多い2回目でした。
なんとか6日(火)の回はしっかり務めあげたいと思います。
13時からですので、お時間ある方はぜひ立ち寄ってください。
さて、そんな日曜日の会場にて。
まず朝食がわりにと食べたのが「あろんだろん」の野菜トースト。
マーガリンを塗ったトーストにほの甘い卵焼きがはさんであります。
韓国とは違い、食パン1枚のハーフサイズになっているので、
食べたいものだらけの催事ではありがたいですね。
梅味のセパレートティーと一緒に頂きましたが、
アイスクリームを載せた牛乳のフロートも人気だとか。
そちらもいずれ食べに行こうと狙っております。
セミナーの担当が終わった後はランチタイム。
イートイン店舗のどこかに潜り込もうと思っていたのですが、
どこも大混雑で、行列になっておりました。
どうしたものかと思いつつ、ふらふら巡っていると、
発見したのが「MACCORURI」のイートインカウンター。
横浜の関内にあるカフェ風のマッコリバーです。
前回、神戸の催事でもマッコリを飲ませて頂きましたが、
慶尚南道河東郡の醸造元から直接仕入れている生マッコリが自慢。
通常の米マッコリと、玄米を混ぜて造ったものの2種類があり、
お店ではそれぞれを白、黒と呼び分けて販売しております。
前回は白を飲んだので、今回は黒を注文し……。
数あるチヂミの中から「虹チヂミ」なるものを注文。
いわゆるサンジョク(串焼きチヂミ)の一種だと思いますが、
具に魚肉ソーセージ、たくあんが入っているなど、ずいぶん個性的。
ほかにパプリカ、カニカマ、しめじなどが刺さっております。
ちなみにこの「MACCORURI」というお店では、
今回、フローズンマッコリも売りのひとつだとか。
凍らせたマッコリと生フルーツを……。
独自のマシーンでギュイーン! と一気に撹拌。
あっという間にフローズンマッコリの出来上がりです。
生フルーツも凍らせているため、やや仕上がりが固いですが、
フルーティな味わい自体は、やはり生ならではですね。
目の前で撹拌してくれるというパフォーマンス性も含め、
ぜひ1度、試して頂きたいマッコリカクテルです。
といった感じで体内にアルコールを入れてしまったため、
ちょっといい気分になって、近隣の散策に出ることにしました。
セミナーに来て頂いたご近所の方から、
「東千葉に小規模ですが韓国系の店が集まっていますよ」
という情報を仕入れたので探索に。
千葉駅からモノレールでひと駅隣の栄町周辺が、
ミニコリアンタウンのようになっているそうです。
「そごう千葉店」からは徒歩でも10分程度の距離でしたね。
韓国系の店が集まっていたところで看板を撮影。
ただ、これだけ看板が集まっていたのはここぐらいで、
むしろ広範囲にわたって店が点在しているという印象でした。
しかも、その一帯はソープランドなどの風俗店が多く、
コリアンタウンというよりは歓楽街としてのイメージが強い様子。
歌舞伎町や上野などもそうですが風俗店の集まるところに、
韓国系の店が多いというのはどこでも同じですね。
「さあっ、おひとり様、どこかお探しですか!?」
と声をかけてきた呼び込みのお兄さんに、
美味しい韓国料理店を探していると答えたところ……。
「大長今」という近隣の店をひとつ紹介して頂きました。
写真はそこで注文した、チョンチゲ定食。
チョンチゲという名称を僕は初めて目にしたのですが、
日本語訳では「村チゲ」ととなっておりました。
豚肉、豆腐、韓国カボチャなどをごろごろと入れ、
コチュジャンで味付けをしたチゲをそう呼んでいる様子。
いわんとすることは、田舎風チゲという感じですかね。
コチュジャンチゲと呼ばれている料理かと思います。
「田舎のお年寄りが酒の肴にするチゲですよ」
という店の方の説明についつい焼酎を注文。
ふらっと散策に来て、うっかりひとりで酔っぱらうという、
なんとも楽しい東千葉コリアンタウン巡りでした。
ちなみに後から、日本のコリアンタウンを徹底取材した名著、
『焼肉横丁を行く―コリアン・タウンのディープな歩き方』
(路地裏探検隊著/彩流社/1785円/2005.6)
を見たら2部構成に分けて大きく紹介されていました。
その当時の取材によれば、飲食店、食材店、クラブなどを含め、
100軒以上もの店が、東千葉一帯に集まっていたとのこと。
そのときに比べたら、やや減っているような印象でしたが、
もっと深く探索してみると、面白い地域なのかもしれません。
ちなみに僕が入った「大長今」はこんな外観。
ポイントは左上にある看板ですね。
この一帯は歓楽街だけあって深夜から朝方まで人が多いのだとか。
なので韓国系のお店も、24時間営業が多いのだそうです。
ひと昔前までは新大久保でも似たような営業スタイルが普通でした。
歌舞伎町から流れてくるお客さんが減り、韓流ファンが増えたことで、
24時間営業や深夜営業をする店がぐんと少なくなりました。
昔の新大久保を見るようで、ちょっと懐かしかったです。
「そごう千葉店」の会場を出て、予想以上に楽しかった東千葉散策。
焼酎の酔いに浸りつつ、幸せな眠りとともに東京まで帰りました。
店名:大長今
住所:千葉県千葉市中央区栄町26-15
電話:043-224-5641
営業:24時間
定休:第1、3月曜日
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