北海道の記事を書いている間に溜まってしまった、
マッコリの情報を、一挙に放出してみようと思います。
しばらく前に書いた、
あたりが単独の記事になっていたことを考えると、
扱いが軽くなって申し訳ないんですけどね。
商品の印象などとは、関係ないこととご了承ください。
まず、冒頭の写真、高知県菊水酒造が造る「マッコリ」。
「酒蔵の女性が造った、さっぱり、
さわやかな酸味と、やさしい甘さのお酒」
というコピーがラベルに書かれています。
女性をターゲットに作った新商品群のひとつで、
ラベルなどにも、そのコンセプトがよく表れています。
国産のマッコリを見ているといつも思いますが、
ラベルのデザインに関しては、韓国よりもはるかに上。
どうしても韓国では大衆酒のイメージが強いので、
なかなか垢ぬけていかないのが残念なところです。
ちなみに、この「マッコリ」。
飲んでの感想ですが、なぜか泡盛のような風味があります。
アルコール度数も特別高くはなく、甘味もあるのですが、
ふわっと鼻に抜ける感じが、ずいぶんと独特でした。
見た目の雰囲気とは違い、お酒好きな方によさそうです。
そして、こんな銘柄も出てきました。
昨年、韓国で大ヒットした時代劇「善徳女王」がマッコリに。
隣にちらっと見えている「冬のソナタマッコリ」に次ぐ、
韓国ドラマとのコラボマッコリがお目見えしました。
ラベルを見る限り、また違った会社が企画したようですけどね。
まさか「善徳女王」までが、マッコリになるとは驚きでした。
そういえば、キム・ユシン将軍役で登場するオム・テウンは、
昨年末、マッコリの広報大使に任命されていましたね。
そのあたりも関係があるのか、気になるところです。
かと思えば、ドラマではなく俳優を押し出した商品も。
パク・ヘジンをイメージキャラクターにした「愛香マッコリ」です。
今年3月のイベント時に試飲だけさせて頂きましたが、
いつの間にか、正式発売が始まっていたんですね。
韓国の品評会で大賞を取ったという「クジポンマッコリ」。
クジポンというのは植物の名前でハリグワ(針桑)といいます。
そのエキスが入っている、というのがウリですが、
味に影響するものではないようで、健康へのアピールが主眼かと。
火入れをしていない生マッコリで発泡感が強いです。
以前、試飲をしたときはフレッシュな生マッコリという印象でしたが、
この日、飲んだものはすでに酸味が出始めていました。
個人的には酸味が出たものも嫌いではないのですが、
フレッシュな状態で飲んだほうが実力は発揮されると思います。
9月18日のイベント時は、このマッコリが飲み放題になりますが、
どのような状態で出てくるか、ちょいと気になるところです。
なお、イベントについては下記を参照のこと。
第3回「八田の楽しい韓食ナラ」
http://koriume.blog43.fc2.com/blog-entry-1161.html
※定員に達し締め切りました。
ラストは日本にまだ入ってきていない商品をひとつ。
麹醇堂が韓国で発売している「ウリサルロ ピジュン 生マッコリ」。
直訳すれば「国産米で造った生マッコリ」となります。
韓国から運んで来たので、やや発酵が進んでおりましたが、
発泡感が強く、麹醇堂らしいすっきりした味わいでした。
このとき、麹醇堂の社長さんに初めてお会いしたので、
「梨花酒の輸入をぜひに!」
と頼み込んでみましたが、
もともとが貴重な酒であるため簡単ではないようです。
生百歳酒や、強壮百歳酒など、韓国でしか飲めない商品の中に、
まだまだ美味しい酒を、多数抱えている会社なんですよね。
日本では高矢禮マッコリや、麹醇堂生マッコリが好調ですが、
さらなる日本市場の底上げを期待したいところです。
といった感じで、ずらっと紹介してみました。
まだまだ飲んでいない新銘柄情報も続々入っていますし、
できるだけ時を置かず、その都度、紹介していきたいと思います。
「2010年はマッコリ元年!」
ブームはまだまだ加速していく一方です!
3 Responses to ここしばらくの間に飲んだ新しいマッコリ一覧。