中目黒で6月末にオープンしたばかりの新店。
「生マッコリとチヂミの店」
というコンセプトがいいですね。
ますます伸び盛りなマッコリブームを象徴するかのように、
マッコリをウリとする店があちこちに出来ています。
ちなみにこちらでは41種類のマッコリと、
22種類のチヂミ(盛り合わせを含む)が用意されています。
なお、41種類のうち、10種類が生マッコリ。
あらかたの銘柄はこの店で飲めるということになります。
この日は「麹醇堂生マッコリ」をぐびぐび飲みました。
フレッシュな味わい、心地よい微発泡感もさることながら、
独自の技術で密封容器を実現した点も大きなポイント。
発酵を止めない生マッコリは、どうしても炭酸ガスが発生するので、
フタの部分や、ボトルの口にガス抜き用の穴があけてあります。
生マッコリを日本まで運ぶための工夫ではあるのですが、
その一方で、横置きすると中身が漏れちゃうんですよね。
マッコリの種類が増える一方で、店の冷蔵庫には限りがあり、
そのあたりで苦労している店も少なくないと聞きます。
縦置きだけでなく、横置きもできるボトルというのは、
今後、マッコリが展開していく中で、ひとつの武器になるはず。
飲んで美味しいのはもちろん、お店で扱いやすいというのも、
生マッコリの浸透を考えると重要な課題だと思います。
手前から、
・ピンデトク(緑豆のチヂミ)
・エホバクチョン(韓国カボチャのチヂミ)
・ヨングンジョン(レンコンのチヂミ)
という3品のチヂミ。
牡蠣、ニラ、白身魚、豆腐といったメジャーどころに加え、
カレー野菜チヂミ、サーモンチヂミといった変わり種も用意されています。
地方のチヂミというのも、ひとつテーマになっており、
・光州名物のコギジョン(牛肉のチヂミ)
・済州島名物のプアジョン(肺のチヂミ)
といった珍しいチヂミが食べられるのもいいですね。
ほかにも中目黒らしいオシャレな装いの料理が多数。
ポッサム(茹で豚の葉野菜包み)は下に熱した石を敷き、
いつまでも温かく味わえる、という工夫がありました。
サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)も特注した小型の水晶板で焼きます。
そのほか、チャプチェ(春雨炒め)……。
スンドゥブチゲ(柔らかい豆腐の鍋)といった、
メジャーどころの料理も、ひと通り揃っております。
僕個人としては、中目黒方面に出ることは少ないのですが、
渋谷、恵比寿あたりを拠点とする人には便利な店ではないかと。
わざわざ新宿に出ることなく、マッコリを堪能できます。
場所柄、芸能人やスポーツ選手も多く来るエリアなので、
マッコリの認知度をぐいぐい上げて欲しいですね。
個人的にもおおいに期待したいと思います。
店名:韓流美食
住所:東京都目黒区上目黒3-1-4グリーンプラザ4F
電話:03-5794-8290
営業:11:00~14:00、17:00~24:00(日~木)、11:00~14:00、17:00~翌3:00(金、土)
定休:なし
http://www.k-bishoku.jp/
6 Responses to 中目黒「韓流美食」でマッコリとチヂミ三昧。