6月発売の『韓国語ジャーナル 第33号』。
「韓国ゆったり旅」という特集が組まれ、
僕は全羅北道のグルメ記事を担当しました。
ありがたいことに2号連続で書かせて頂けるとのことで、
第33号では扶安郡、第34号では群山市を取り上げます。
取材は4月でしたが、本当に美味しいものだらけ。
興奮しすぎて、危なく仕事を忘れるところでした。
詳細は誌面の記事を見て頂くとして、
食べてきた料理だけでも、紹介したいと思います。
いつ食べても絶品のパジラッチュク(アサリ粥)。
春が旬のイイダコ料理。
写真はスープに墨を溶かした鍋料理ですが、
ほかにも刺身やしゃぶしゃぶなどの料理がありました。
初夏から夏にかけてはコウイカ料理。
ピリ辛に味付けをして、石板でじりじり焼いていきます。
ちなみに秋はコノシロ、冬はボラが有名です。
念願の塩辛定食も今回食べてきました。
扶安は塩田事業で栄えた町で、いまも天日塩作りが盛ん。
干潟で取れた小魚や貝類をその塩で漬けた塩辛も名物です。
ハマグリ料理もようやく食べられました。
写真はハマグリ鍋ですが、ハマグリ粥、ハマグリのチヂミ、
ハマグリの和え物など、ハマグリ尽くしで味わえます。
海から離れると、クワの実料理の専門店も。
クワの実ごはんや、クワの葉で熟成させたサバ焼き、
クワの葉キムチなど、多彩な料理が出てきます。
これ以外にもたくさんの郷土料理がありました。
食の豊かな全羅道でも、これだけ個性の強い地域は珍しいですね。
地方を目指すグルメ派の方にはぜひ足を運んで欲しい地域です。
そして、次号で掲載予定の群山も素晴らしい街でした。
いままさにその原稿と格闘しているところですが、
限られた字数に落とし込むのが、悩ましいぐらいに話題豊富。
なんとか絞りに絞って、いい原稿にしたいと思います。
第34号は9月に発売の予定。まずは第33号をご覧ください。
栗原さんの、ヘラン号記事も掲載されております。
韓国語ジャーナル第33号(アルク、1575円)
http://www.alc.co.jp/kj/index.html
4 Responses to 『韓国語ジャーナル』に扶安の記事を書きました。